脳テストできません | ペンと犬猫と私

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漫画家兼児童作家なりゆきわかこの犬猫日記
月の半分は着物で暮らしています。
近所には
長男、ニヨメ(成行家二番目の嫁という意味)孫2、4と
次男、イチヨメ、孫1,3、5、6(生まれた順)一家がいます。

お父ちゃん、快方に向かっています。

良かったよかった。

 

お父ちゃんの病室は4人部屋で、お向かいの男の人も脳梗塞で運ばれたそうです。

その人が、看護師さんから、「簡単な脳テスト」を受けていました。

 

「はい、りんご、すずめ、ハサミ、この3つを覚えていてね」

(あ、しばらくして、覚えているかチェックするんだな。これなら私もできるな・・)

と思ったのですが!!

 

「さて、100-7は?」

(ええええ?間に算数入れるの???)

その人は「93」と即答。

すると、畳みかけるように素早く次の質問

「では、93-7は?」

しかし、その人も素早く

「86!」

「では86-7は?」

「79!」

 

65・・という答えが出るまで7の引き算をした後に

「では、さっきの3つの言葉は?」

 

(ええ?答えられない!覚えてない!!)

と、私は心で叫んでいたのですが、その人ははっきりと

「りんごすずめハサミ!」

 

わああ!あたしできない!

脳テストできない!

ちっとも簡単じゃないよお!

 

 

引き算も記憶も苦手だよおお。

しかも、矢継ぎ早に質問されると、頭が真っ白になっちゃうんだよお。

 

もし、入院したら、一生出られないよおお。