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サマーウォーズ

私が現代邦画が苦手なのは
登場人物にイマイチ感情移入出来ない
という点があげられる

出演する俳優や製作者側の
裏の事情が透けて見えて
白けてしまうのである
ストーリーに集中できないのだ

その点、旧い邦画や洋画、そして動画は
感情移入しやすいのがいい
とくに動画については
昔からわが国は特に優秀であって
その時代の若者たちの生き方や考え方に
大いに影響を与えるほどの作り手が存在した

私の時代は、以前にも書いたが
「カリ城」の宮崎であり
その宮崎にも影響を与えたであろう
高畑勲がそうなのだが

今の若者たちにも
そういう存在がいることを
実感することができたのが
この夏公開中の映画
「サマーウォーズ」である
のんぱんだのブログ

ネット上の仮想空間での対戦ゲームという題材で
これだけ血湧き肉踊るシーンを
畳みかけることのできる
細田守という作り手は素晴らしい
としかいいようがない
しかも、戦うのは田舎の親戚一族なのだ

極端なヴァーチャルと極端なリアルの
両方の空間を行き来する
登場人物の姿に感心しつつ
現実の我々もそうなりつつあることに
気付かされ愕然とする
その意味で
「親戚が世界を救う」のは
与太話でも何でもないのかも知れない

何度も希望をくじかれながら
誰もが最後まであきらめない
そのギリギリの緊張感が凄い
数多いキャラもよく練られているし
何より日常感に説得力がある
男女問わず、文句なく楽しめる娯楽作品である

前作「時をかける少女」も良かったが
この「サマーウォーズ」も
期待以上の秀作である
ぜひご覧あれ

(公開中)

真夏のクリスマスツリー

この夏、「日本で一番早いクリスマスツリー」を
全国でイベント展開したのが
11月公開のディズニー映画「クリスマス・キャロル」である
というわけで、我が郷・福岡でも飾っていた

のんぱんだのブログ-tree

「クリスマス・キャロル」
何度も映画化された
ディケンズの名作である
このツリーに添えられていた
ガイドブックにも
「世界で一番希望がもらえる物語」
とある

この映画
監督は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や
アカデミー監督賞を取った「フォレスト・ガンプ」で有名な
ロバート・ゼメキス
そして何より
主人公のスクルージを演じるのは
あのジム・キャリーである
と、同僚のアメリカ人に教えたら
目を見開いて驚いて見せた
11/14の公開が今から待ち遠しい

とか偉そうにいいながら
私は原作を、実はまだ読んでいないのだ
いや、ディケンズは大学の英語の講義でも
テキストで使われるくらいポピュラーだし
「クリスマス・キャロル」は、タイトルくらいは知っていた
いつか読もうと思っていた私の目の前に
突然あらわれたのが、この可愛い洋書であった

のんぱんだのブログ-b1

A Christmas carol
Charles Dickens ; with illustrations by Arthur Rackham
London : David Campbell, c1994
(Everyman's library children's classics )
ISBN:1-85715-928-4

英文オリジナルで、子供向きのため活字が大きい
挿絵も素晴らしい

のんぱんだのブログ-b2

組みし易しと思ったのが3年前
せっかくだから最初からオリジナルでと考えたのが仇となり
いまだ読み通せない
やはり勉強は、出来るときにしておかなくちゃである

「クリスマス・キャロル」
映画で知っちゃうことになりそうである

石鹸を買いに

土曜の朝のテレビ番組
MBSの「知っとこ」は
美容と美食について
ちょっと凝った作り方をしていて
なかなか面白い
その「知っとこ」で紹介されたのが
長崎の「クロナマコの石鹸」である
その泡立ちの半端なさは衝撃的だった

この石鹸、長崎・大村湾の漁協の製品で
購入できるのは長崎空港と
大村湾漁協の直売所のみである
実は通販もされ、送料も無料なので
買おうと思えば簡単なのだが
この夏、九州の里に帰省した際
長崎にドライブついでに
買ってみることにした
どんな場所で作られているのか
興味があったからである

長崎に大村湾と言う海がある
地図で一見すると
琵琶湖のような内海に見える
その南端に当たるのが
大村湾漁協のある時津町であり
その西の先に長崎市がある
大村湾の正反対側の北端には
西海橋がかかっていて
のんぱんだのブログ-saikaib

その西の先には佐世保と九十九島
ちなみに長崎空港は
この大村湾の東に浮かんだ形だ

長崎空港には立ち寄ることなく
諫早で高速を降りて時津町に直行する
大村湾沿いの山道は風景が美しい
のんぱんだのブログ-omura2


やがて時津町に到着
さっそく漁協の直営所に向かう
のんぱんだのブログ-gyokyo

水槽がたくさん置いてあって
生きたままの鯛やヒラメが泳いでいた
もちろん商品である
その奥にある店舗で
ダシや海苔、塩辛とともに売られていたのが

海からの贈り物石鹸【黒なまこの石鹸】 2.500円
のんぱんだのブログ-kuronamacos

いかにも漁協なおばちゃんが
箱に指紋をべたべたつけながら
やや品のない包装紙でつつんでくれた
店頭にかざってあったのは
せいぜい30個程度だった

買ってはみたものの
妹にやって自分は使わなかったので
どんなものかわからない
意外だったのは
原料のクロナマコは大村湾産だし
販売元もココなのだが
石鹸に加工しているのは埼玉の工場であることだ
匂いを嗅いでみたが
当然ながら生臭さは微塵もなかった
逆に、化粧石鹸にありがちな良い匂い
いわゆる「デパート1階の匂い」も
まるでしなかった
泡立ちに特化した漁協らしい男気を感じた
 
 
大村湾漁業協同組合直売所
長崎県西彼杵郡時津町浦郷542番地18