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8月中に見るべし!

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映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002)


クレヨンしんちゃんの映画には秀作が多い
中でも、大阪万博をテーマにした9作目の「オトナ帝国の逆襲」(2001)とともに
評価が非常に高いのが、10作目にあたるこの「戦国大合戦」(2002)である

この映画で着目すべきは
 ・確かな時代考証
 ・迫力満点の合戦シーン
である
戦国らしいしっかりとした言葉遣いは風情たっぷりで
純愛映画としての質の高さは、実写化にあたりテーマとなったほどだ
そしてアニメ映画なのに、観了後に胸に染みいるこの無常感はどうだ

ちゃんとした大人の評論家から
「戦国物としては大河ドラマ以上」と太鼓判を押された
大人の鑑賞にこそ応え得る、大人の映画である

未見の方は
(実写版を観る前に)
ぜひご覧いただきたい

二人の巨匠それぞれの映画初監督作品

宮崎駿「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)
のんぱんだのブログ-calisio

宮崎駿は冒険活劇動画の巨匠である
初監督映画であるこの「カリオストロの城」が
その集大成であり
この段階ですでに「大棚ざらえ」状態であった

最初に劇場で見た衝撃と感激は一生忘れることはない
今回たまたま現物のFIAT500を久しぶりに見て
この映画のことを思い出したのだが
オープニングからエンディングまで一気に魅せる
そのスピード感、絶妙な緩急、空間(とくに高低)の卓越した表現
ヨーロッパの雰囲気たっぷりな情景や大人っぽいやりとりの間などが
日本のクインシー・ジョーンズである大野雄二の音楽とともに
まざまざと蘇って来た。文句なしの傑作



ブラッド・バード「アイアン・ジャイアント」(1999)
のんぱんだのブログ-irngmt

中年のスーパーヒーローや味覚に優れたネズミなど
現実離れした主人公を冠した映画を作りながら
なぜか現実味のある普遍的な人間や社会の姿を
ユーモアたっぷりに描く映画監督
ブラッド・バードの初監督作品である

巨大ロボットと少年の、よくある友情物語であり
ノスタルジックな時代設定やデザインでもあるため
全体に優しく、牧歌的に明るいが
華やかさや斬新さに欠ける面は否めない

だがその実、戦争や核兵器
大人の功名心と公私のすり替えなど
人間社会への深い洞察と示唆に富む作品であることは
分かる人には分かると思う

「肉体が無くなっても、魂は引き継がれていく」
その魂のありかたを、アメリカの漫画映画の
旧式なロボットに、日本人である私が教えられるのだ
インクレデイブルからレミーへと続く
一見楽しく明るい活劇に込められた
希望を持ちつつ現実に挫折し苦悩する若者に対する
止むことのないエールと情熱
ブラッド・バードは大した監督である

FIAT500

世の中がヤマトやガンダム一色だったころ
私はもっぱら「ルパン三世カリオストロの城(カリ城)」だった
今でも5本の指に入る傑作映画であり
同時に、宮崎駿唯一の傑作である

写真は「カリ城」で有名になったルパンの愛車
FIAT500(フィアットごひゃく)
通称チンクである(500=伊語でチンクェチェント)
何の縁か現在、行きつけのディーラーで飾られている
コンクールコンディションの美車だ

のんぱんだのブログ-500r

走れることは走れるらしいのだが
部品もほとんど入らない今となっては実用とは言い難く
飾って眺めるだけなのが残念である

のんぱんだのブログ-500f

ボディの曲線が非常に美しく
その曲線が段々に重なっていくさまは息をのむほどである
丸っこくちっちゃいクルマでは
現在でもこの車を超えるデザインは無いだろう
その存在感は
居並ぶ最新のアルファロメオやシトロエンを軽く凌駕する
言うまでもなく、名車である