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【組織からの依頼で殺しを請け負っている、ちさととまひろの2人は、ジムの会費、保険のプラン変更など、日々のお金に頭を悩ませ、いつものように途方に暮れていた。一方、殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうりと弟・まことの兄弟もまた、お金の悩みを抱えていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員ではないため働いても満足した生活ができない。そんな現実を前に、お金が欲しい兄弟は、「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、ちさととまひろの前にたちはだかる。(映画.comより)】
Netflixsで視聴。
2023年公開。
以前紹介した殺し屋女子2人組の活躍を描いた、阪元裕吾監督の青春アクションエンタテインメント「ベイビーわるきゅーれ」の第2弾です。
2作目の常で内容的に(特にアクションとか)スケールアップするんかなと思ったんですけど、全くそんなことはなく、むしろ今作の敵キャラは明らかに格下になってました。
ただそれが悪いってことは全然なくて、新作のたびに絵面だけスケールアップして脚本の質がどんどん下がっていくような映画よりは全然いいですね。
特にこのシリーズは主人公の2人のゆるーい日常がメインになってる作品なんで、変にスケールアップせずにドラマの1話、2話みたいな感じで展開していくのが合ってる気がします。
アクションシーンは今作もキレキレでした。
今作の敵役を演じる丞威はダンサーでもあり、長く空手をやってた人らしくて、ラストのまひろ演じる伊澤彩織とのガンアクションからの格闘シーンはすごかったですね。演出も独特で見応えありました。
全編に散りばめられたちさととまひろのオフビートな笑いも、監督の独りよがりになってなくてちゃんと笑えました。
秋に始まる連続ドラマが楽しみです。