書籍 『読んでる最中ですが紹介したい本三冊』 | 福玉本舗〜ノンジロウのブログ〜

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映画や本、テレビ、音楽のことやイラスト、似顔絵等をきままに書いてます。

 最近買った毎日少しづつ読んでいくタイプの本三冊をサクッと紹介します。





 「ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ(ダイヤモンド社) 」アシュリー・ウォード

 【シドニー大学の「動物行動学」の教授でアフリカから南極まで世界中を旅する著者が、好奇心旺盛な視点とユーモアで、動物たちのさまざまな生態とその背景にある「社会性」に迫りながら、彼らの知られざる行動、自然の偉大な驚異の数々を紹介。(Amazon商品紹介より)】

 昆虫、鳥、哺乳類など様々な生き物の生態を「社会性」の概念で詳しく解説してます。
 700ページを超える分厚さで2200円(税込)という最強コスパの一冊です。内容的にも非常に興味深くて寝る前に毎日少しづつ読むには最適な一冊です。





 「ここに物語が(新潮文庫)」梨木香歩

 【人は人生のそのときどき、大小様様な物語に付き添われ、支えられしながら一生をまっとうする――。『二十歳の原点』『木かげの家の小人たち』『あらしの前』『百年の孤独』。作家・梨木香歩は、どんな本に出会い、どんなことに想いを馳せ、物語を紡いできたのか。過去二十年に亘り綴られた、数多の書評や解説、そして本や映画にまつわるエッセイを通してその思考を追う、たまらなく贅沢な一冊。(Amazon商品紹介より)】

 ここ二十年ほどの間に、雑誌等に掲載された梨木香歩さんの書評、本の解説文、本や映画に関するエッセイをまとめた一冊です。
 単純な本の紹介本ではなくてエッセイ的な要素が含まれてるんで、あまり興味のないジャンルの本の部分でも楽しく読めます。





「カフカ断片集(新潮文庫)」カフカ

 【20世紀を代表する巨星が残した、短く未完成な小説のかけらたち。絶望的で何故だか笑える言葉の中にある、カフカが本当に伝えたかったこと。カフカは完成した作品の他に、手記やノート等に多くの断片を残した。その短く、未完成な小説のかけらは人々を魅了し、断片こそがカフカだという評価もあるほど。そこに記されたなぜか笑える絶望的な感情、卓越した語彙力で発せられるネガティブな嘆き、不条理で不可解な物語、そして息をのむほど美しい言葉。誰よりも悲観的で人間らしく生きたカフカが贈る極上の断片集。完全新訳で登場。(Amazon商品紹介より)】

 エピグラフっていう小説の冒頭によくある句、引用、詩など短文みたいなのばっかり収録されてます。
 1行から長くても4、5ページ程度の文章が並んでるんですが、ぶっちゃけ意味不明なものが多いです。ただ、カフカっていうことで何か深い意味があるように感じます。

 どれも好きなとこからランダムに読んでいける本です。僕もまだどれも途中なんですが、枕元に置いて気まぐれに読んでます。