福玉本舗〜ノンジロウのブログ〜

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映画や本、テレビ、音楽のことやイラスト、似顔絵等をきままに書いてます。





ドラマ 『極悪女王』

 【父を殺したいほど憎んだ雨の日、小学生の松本香は、全日本女子プロレス(全女)の練習場に足を踏み入れ、一目でジャッキー佐藤の輝きに魅せられる。高校卒業後、女子プロ入門のオーディション会場に駆け込み、ぎりぎり入門を許された香だったが、同期の北村智子、長与千種らとともに厳しい練習、先輩レスラーからの過酷な指導に耐える日々が待っていた。運動神経の良い智子とは対照的に、香と千種はプロテストに落ち続け、香に至っては営業部として巡業宣伝に回される始末。そんな落ちこぼれの二人は、練習場のリング下でジャッキー佐藤への憧れを語り合い、「強くなるしかない」と誓い合う。やがてプロデビューを果たした千種はリングで輝きを放ち始め、ライオネス飛鳥(智子)とともにクラッシュ・ギャルズを結成し、スターの階段を駆け上がる。一方、そんな親友の背中を羨望と嫉妬の入り混じる思いで見つめる香は、あることをきっかけに、奇抜なメイクと鉄の鎖を片手に「ダンプ松本」として唯一無二のヒールの道を歩み始める。(Filmarksより)】

 Netflixで視聴。
 2024年9月配信。

 予告編を見た時からすごく楽しみしてたんですが、期待通りおもしろかったです。
 全5話で6時間弱なんですが一気に観てしまいましたね。

 全日本女子プロレスで一世を風靡したクラッシュ・ギャルズの好敵手として活躍したダンプ松本の子供の頃から引退までを描いた作品です。
 あとダンプ松本と並行して長与千種のエピソードも多くて、クラッシュ・ギャルズの2人の葛藤やすれ違いなども描かれてます。

 主演のゆりやんですがちょうどダイエットしてすぐにこのドラマのオファーがあって、また40キロ太ったみたいですね。
 ゆりやんのマジな芝居って初めて見たんですが、すごくよかったです。香がダンプ松本になってからの演技は完全に成り切ってましたね。特に試合シーンの鬼のような形相は迫力ありました。

 長与千種役の唐田えりか、ライオネス飛鳥役の剛力彩芽の2人もよかったです。この2人も10キロほど増量して2年間体作りとプロレス練習して撮影に臨んだようで、試合シーンもなかなか見応えのあるものになってました。
 今作では99%俳優が実際に試合シーンも演じてるんですが、剛力彩芽がジャイアントスイングで唐田えりかをぶん回したのはびっくりしましたね。
 この2人は今作で完全に一皮剥けましたね。今後ますますオファーが増えるんじゃないですかね。

 他には全女の経営陣の松永3兄弟を村上淳、黒田大輔、斎藤工が演じてます。銭ゲバでなかなか悪辣な3兄弟なんですが、なんか憎めないキャラでいいんですよね。あとプロモーターでレフリーもやる阿部四郎もいい味出してました。演じたのは音尾琢真さんという俳優なんで、顔は知ってるけど名前まではって感じだったんですが、この俳優もいいですね。

 ちょっと長くなりそうなんで今回はここまでにして続きは後日アップします。