ドラマ 『スラッシャー 夏至 』 | 福玉本舗〜ノンジロウのブログ〜

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 【ハロウィンの夜。悪魔の仮装をしたキットが不気味な仮面をつけた殺人鬼に襲われる。彼は助けを求めてアパートに入るが誰も助けてはくれない。道路に飛び出した彼は車に轢かれて死んでしまう。忌まわしい殺人事件から1年。事件を目撃したアパートの住人たちの前に、不気味な仮面をつけた殺人鬼が再び出現し、住人のひとりが無残な姿で発見される。】

 Netflixで鑑賞。

 スプラッター系のホラードラマです。
 1話約45分で全8話です。

 1年前のハロウィンの夜に一人の男が仮面の人物に惨殺され、そして1年後、その男が住んでいたアパートの住人が再び現れた仮面の人物に次々と殺されていきます。
 全8話で丸1日の物語が描かれてます。

 仮面の人物の正体は誰なのか?なぜこのアパートの住人が次々と殺されるのか?1年前の事件と関係があるのか?
 過去の映像がところどころに挟み込まれ、それによって住人の秘密や人間関係が徐々に明かされていきます。

 今作の見どころは殺人シーンの残酷さですかね。多くの人が殺されるんですが、一人一人殺され方が違います。斧で首を切断されたり、生きたまま解剖されたり、便器に入った硫酸に顔つけられたりと様々なんですが、どれもしっかり映像で見せられます。

 このアパートの住人ですが、DV男、ヤリマンのいじめっ子の高校生、バカYouTuberなど嫌な人間が多いんで、殺されても全然可哀想という感情は湧かなくて、むしろ爽快感すらありましたね。

 脚本はNetflixのドラマにしては結構粗かったですね。女刑事がこの連続殺人事件を捜査してるんですが、3人くらい殺された時点である被害者がすべてアパートの住人ということに気づくんですが、その割にはアパートを監視したり、住人に警護をつけたりしてなくてどんどん殺されていきます。
 
 あとゲイカップルが出てくるんですが、マッチョな男同士の性描写が結構出てきて、個人的にはキツかったです。

 グロ系のホラーが好きな人が気楽に観る分にはいいかなって感じです。