【神奈川県予選を2位で突破し、広島県開催のバスケットボール・インターハイへの出場を決めた神奈川県代表・湘北高校は1回戦で大阪府代表の豊玉高校を下し、2回戦で秋田県代表・山王工業と対戦する。山王は高校バスケット界の絶対王者と呼ばれ、特に現3年生の入部以来「2年半に渡る無敗記録」と「インターハイ3連覇」という凄まじい記録を残していた。チームは高校バスケ界最強のセンター河田、高校ナンバーワンプレイヤーと名高い沢北などタレント揃い。下馬評では王者山王と無名の湘北という構図が完成していた。（Wikipediaあらすじより）】
Netflixsで視聴。
「スラムダンク」に関しては当時１回だけ単行本で読んだことある程度で特に熱烈なファンって立ち位置ではないです。
桜木と流川が仲が悪いとか、三井が元ワルだったとかくらいしか覚えてないし、今作で描かれてるのが原作のどの辺なのかもわからない状態で観ました。
基本的にインターハイでの山王工業戦が物語の中心で、その合間合間に湘北メンバーの過去のエピソードが挟み込まれてるという構成です。
特に宮城リョータのエピソードが多くて、あえていうなら宮城リョータが主人公的な感じになってましたね。
ですので前半あまり桜木や流川が目立ってなかったんで、ちょっと違和感を感じました。
試合シーンはモーションキャプチャによる3DCG作品ということで、かなりリアリティのある迫力のある描写になってましたね。
3DCGなんですが、現在のシーンは水彩的な色の塗り方をしていて、井上雄彦の絵がそのまま動いてる感じがしてすごくよかったですね。
あとオープニングで一人一人のキャラが鉛筆画で描かれてそれが歩いてくるっていう演出が最高でしたね。
試合自体は僕は結果を覚えてないんでハラハラでしたね。エピローグもよかったです。
文句のつけようがないんですが、ただひとつ気になったのが桜木の声がちょっとイメージと違う感じがしましたね。ちなみにテレビアニメ版も観たんですが、こっちもイマイチでしたね。
原作を知らない人でも楽しめると思うんですが、試合の最後のシーンは桜木と流川の関係性を知ってる方が萌えますね。