映画 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 | 福玉本舗〜ノンジロウのブログ〜

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 【経営するコインランドリーは破産寸前で、ボケているのに頑固な父親と、いつまでも反抗期が終わらない娘、優しいだけで頼りにならない夫に囲まれ、頭の痛い問題だらけのエヴリン。いっぱいっぱいの日々を送る彼女の前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが現れる。混乱するエヴリンに、「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と驚きの使命を背負わせるウェイモンド。そんな“別の宇宙の夫”に言われるがまま、ワケも分からずマルチバース(並行世界)に飛び込んだ彼女は、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れ、全人類の命運をかけた戦いに身を投じることになる。(「映画.com」より)】

 WOWOWで視聴。

 
 第95回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞(ミシェル・ヨー)など最多の10部門11ノミネートを果たしています。

 本作もマルチバースものです。
 ミシェル・ヨー演じる主人公エヴリンは、コインランドリーの経営が火の車で、確定申告に悩んでます。さらに娘が同性愛者であることも受け入れ難く、それにも頭を悩ましてます。
 で、そのエヴリンが突然全宇宙を救う使命を負うことになります。

 本作でおもしろいなと思ったのは別世界のエヴリンがたくさん出てきて、それがカンフーの達人であったり、映画俳優であったりするんですが、その別世界のエヴリンの能力を取り込めるっていう設定です。ということで随所にカンフーアクションが入ってきます。

 僕はよく知らなかったんですが、今作の監督のダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)は結構風変わりな映画を撮る人たちらしくて、本作もシュールな部分がたくさんあります。下ネタも多いんですが、かなり下品なもので、その辺で低評価をしてる人も多いようです。

 139分の長編でなんですが、正直退屈な部分もありましたね。あとイマイチよくわからない部分もあったりして個人的にはまあまあってとこです。