【魂を吸い取る鬼の篭手を手にした伝説の剣豪は、互いに固いきずなで結ばれた数人の侍とともに討伐の旅に出る。果たして、血に飢えた幻魔たちの乱を鎮めることはできるのか。(映画.comより)】
Netflixで視聴。
カプコンの戦国アクションゲームの初アニメ化です。
今作は宮本武蔵が主人公で、三船敏郎がキャラクターモデルになってます。まんま「椿三十郎」でしたね。
個人的には作画のクオリティの高さに目を惹かれましたね。3DCGIのキャラクターと手描きの背景が融合した映像はすごく綺麗でした。あとキャラの線に強弱がついていて、ちょっと劇画風の作画になっていたのも時代劇に合ってたように思います。
キャラクターデザインは昨年急逝した、“世界一絵が巧いイラストレーター”として知られる韓国人アーティストのキム・ジョンギです。
殺陣を中心にしたアクションシーンの演出も迫力あって見応えありました。
あと武蔵が鬼の魂が込められた伝説の篭手を装着することで人間離れした動きができるようになる設定もおもしろかったですね。
三池崇史さんが総監督を勤めてます。『十三人の刺客』や『無限の住人』で時代劇を監督されてて、独特の殺陣シーンを演出されてたんですが、今作でもその手腕が遺憾無く発揮されてました。
もちろん武蔵といえばライバルの佐々木小次郎も幻魔により蘇りラスボスで登場します。
1話30分足らずで全8話です。