【1989年夏、東京に突如、怪獣ギャオスが襲来する。ギャオスは廃墟となった街に立ちすくむ小学6年生のボコ、ジョー、ジュンイチ、ブロディに狙いを定めるが、そこにガメラが現れる。(「Wikipedia」あらすじより)】
Netflixで視聴。
これもずっと観たかった作品でした。
率直な感想としてはなかなかよかったです。
まず、怪獣のビジュアルや戦闘シーンに関しては100点ですね。昔の映画のガメラシリーズに出てきた怪獣のうちギャオス、ジグラ、ジャイガー、バイラス、ギロンが登場するんですが、デザインが非常に洗練されていてカッコよかったです。
映像的にもすごくリアルでクオリティが高かったですね。
戦闘シーンも演出がすごくカッコいいし、オリジナルへのオマージュも入っていて昔からのファンとしては大満足でした。
ストーリー面ではなぜ怪獣が現れるのか?なぜガメラは人間の味方なのかなどの設定は結構よくできてたと思います。
ただ、今作は小学6年生の少年たち3人と在日米軍司令官の息子の4人が話の中心にいるんですが、個人的にはそこはあまり好きではないですね。平成ガメラシリーズのような大人の物語にしてほしかったです。
大絶賛といかなかった大きな要因なんですが、キャラデザインがかなりクセが強くて個人的にイマイチ好きになれなかったです。
「サンクチュアリ -聖域-」のように予算が潤沢に取れなかったせいで人間周りのCGがちょっと安っぽっくて動きが人形っぽい部分があったり、陰影の影の付け方多変だったりでそこが残念でした。
是非ガメラも実写で復活してほしいですね。