NG指令は難しい【アキラさんと息子】序章 | 野波ツナブログ

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どうぞよろしくお願いします。

珍しく連続の更新です。

 

”NG指令は難しい”のタイトルで書き始めたとき

主に書こうと考えていたのはアキラさんと息子との事だったのです。

【娘編】に時間がかかってしまいましたが。

 

アキラさんにとっての息子の存在は

娘よりも大きくて複雑な物のように感じます。

 

同性のせいか、自己との同一視が激しいのです。

 

そのため、

精神的に親離れしつつある息子が

自分と息子を同一視している父親(アキラさん)の監視と束縛に

しんどくなっている現状があります。

 

もし今も一緒に暮らしていたら

息子の心か、夫の身体か、どっちかが血を流していると思います。

 

アキラさんの“息子への同一視” と“息子の人生への過干渉”は

そのくらい危険な域に来ています。

 

 

 

3年ほど前、私ツナがアキラさんへの対応に悩んでいた時

「もう母ちゃんは言わなくていいよ。父ちゃんにはオレから言うから」

と言ってくれた息子の言葉に甘えたことがあります。

 

しかし、その結果

息子はカサンドラの入り口に立ってしまい、

私の前で泣き崩れました。

 

ああ、まだ早かったよね・・・背負わせてごめんよ・・・と詫びました。

 

それからは二人で、時には娘も加わって三人で、

アキラさんの言動について

悩みや疑問を共有し、解決方法を話し合うようになりました。

 

 

今年息子は21歳になり

もう立派な大人なのですが、

アキラさんにとっては中学生の息子のままのようで

過干渉が止まりません。

 

私ツナは母親として息子に口を出す気はありませんが、

アキラさんが息子の人生に口出し・手出ししていることは看過できずにいます。

 

 

【娘編】よりも複雑な【息子編】をこのあと書きたいと思っていますが、

複雑&現在進行形ゆえに、少し時間がかかりそうです。

 

 

いま、お仕事を複数進行中なのですが(たいへんありがたいことです)

合間に少しずつ書き進めていきたいと思っています。