なんだかコメント欄に書き込めない状態になっちゃったので、こちらからお返事のようなものを書かせていただきますね。
コメントを寄せてくださった皆様ありがとうございます!
講演の中で「私にもブロ友がいて・・・」という話をしましたが、
それはここの皆さんのことです
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![ハート](https://emoji.ameba.jp/img/user/bi/bikelife-diary/34640.gif)
最近は時間的にあまりコメントを残すこともお返しすることもできないでいますが、
心の友!だと(勝手に)思っています。
「夫に対して罪悪感を持つ必要はない」
これは私が言ってほしかった言葉だったのかもしれません。
自分でできること(ASDの勉強や対応など)をして、夫にも具体的にお願いをして
・・・でも夫は何も変わらない。変えようという気もない・・・
ならば、その「変わらない」部分にまで責任を負う必要はないんですよね。
だってそれは彼がそれでいいと選択したことなんだから。
この事に気づいて、ずいぶん楽になりました。
いろんな努力をして、なお旦那さんとの関係性に苦しんでる人に
ぜひお伝えしたいと思っていたので、伝わってよかったです!
今回は狛江市との共催で、市民講座的な意味合いもあったので
アスペルガー(ASD)についてのお話を1時間させていただきました。
基本である三つ組の解説から、ASDの原因についての最新の説までいろいろでしたが、
今後研究が進んだらまた変わってくる可能性はある、ということは気に留めておいてほしいです。
今回私からお伝えしたシナプス説にしても、もしかしたら1年後には変わっているかもしれません。
カサンドラにはいろんな段階があります。
なりかけの時。
どん底に至る時期。
少し上向きになりかけた時。
でもやっぱり絶望におちいる時期。
回復に向かって本当の意味で上向きになる時期。
特に、夫のASDに気づいたり、自分のカサンドラに気づいたりした そのあとは、
よけいに気持ちが振り回されて良くなったり悪くなったりします。
なぜかというと、答えが見つかったような気がしたり、解決方法が見つかったような気がして
生半可な希望を持つからです。
・・・でも、やっぱり夫が変わらないと何にもならない・・・という現実に直面すると、
以前より深い苦しみを生み出してしまいます。
その時その時で感じることは違うし
他者から言ってほしい言葉も、必要な知識も違います。
夫の不可解な言動に消耗しきってる人に、ASDの困り感の説明や対応術の話をしても気持ちがついていかないだろう。
悩んだ末に夫と歩み寄る覚悟をした人に、つらい話を聞かせたらいろいろ思い出して揺り戻し(フラッシュバック)が来るかもしれない。
夫と離れる決意をした人に、ASDとうまくやっていく工夫を話しても意味がないだろう。
・・・という風に。(これらは極端な例ですが)
また、夫の診断の有無や、家庭状況でも大きく変わってきます。
先日の講演ではそのあたりが気がかりで、
なるべくいろんな立場の人でも聞けるように、あんまり苦しいことはリアルに話さないように、と心がけました。
でも、体験談や具体例をもっと話すべきだったかな・・・とも思います。
そのあたりは、12月の新刊「奥さんはカサンドラ(仮)」で描きますので、よろしくお願いします!
優しい皆さん、優しいコメントをいつもありがとうございます。
それを糧に私はがんばりますよー!
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講演会の後、会話を交わした中で印象に残った言葉・・・
「まだ子供の教育費がかかるので生活のことも考えて、今は夫と離れない。
でも○年たったら、その時あらためて考えて決めようと思う」
奇しくも、お二人の方から(詳細は違えども)このようなお話をお聞きしました。
うん、それは良い考えですよね。
どの方向にしても、夫婦のことを自分一人で決断するのは重く苦しいものだし、
自分にも子供にも大きな影響があります。
「今決める」ではなく、
「これからずっとガマン」でもなく、
今はとりあえず保留にしておいて、次に決断するべき時期を自分で決めておく。その上で今は目の前の事と向かい合う・・・
とても賢明な考え方だと思いました。
大福♂9歳
『おかあちゃんのおひざが好きなんよ』