こんにちは。
前回、手持ちのキハ19について
運転台取付工事の計画を書きましたが
少し進んだのでご覧ください。
とその前に、塗装機材を確認してみたら…
油がしみ出してしまった
コンプレッサー本体から油がにじんで、
チューブの中にも溜まっていました。
うーん、10年くらい放置してたからな。
ここ数年の猛暑でグリスが溶けたか?
チューブは縮んで硬化しています。
これでは使い物にならないので・・・
熱帯魚用品のシリコンチューブ
とりあえずホームセンターでチューブを
買ってきましたが、たぶん大丈夫そう。
タミヤのスプレーワーク
調圧タンクがついていない
なんちゃってコンプレッサーですが
以前使っていたハンドスプレーよりは
格段に便利です。
パワーパックを電源にしているので
風量の調節ができて具合いいです。
油がしみ出たということは、中身は
油切れということ?
電源を入れてみると、最初少しシブって
いましたが1分ほどで普通の音になり、
そのまま10分動かしても発熱することも
なかったので まあ良かった。
長時間連続にならないように気をつけて
このままそおーっと使うことにします。
以前使っていたハンドスプレー
エスクマ印(島田塗料)製品です。
ずいぶんお世話になりました。
塗装ブース
窓際の作業机の上に置いて使います。
秋葉のジャンク屋で1つ100円で買った
PC用の強力冷却ファンで窓外に排気。
机の周囲やブースの内側も古新聞で
カバーしなければならないので、
結構めんどくさいです。
フィルターがすこし汚れていますが、
つまってないのでまだ大丈夫かな?
おっとそれ以前に、
まず机の上を片付けなければ!
《キハ19の加工》
キハ44000用
キハ17用
高さ不足ですね。
前面パーツの高さの比較
左がキハ44000用、右 キハ17用
2mmほど高い(裾が長い)感じです。
車体にかぶせてみた
キハ17用に比べて厚みもあるので
車体にかぶせてみると…
便所窓の前端からぴったりでした。
じゃあ便所窓の前から切断すればよい
ということで決定。
スペーサーの準備
作業に入る前にスペーサーを作ります。
あり合せの端板を接着しただけですが…
作業中に握りしめて車幅が狭くなるのを
ふせぐためにスペーサーは必要です。
斜め部分は45度
ステップの下がりは3mm
鉛筆でケガいてみたところ
測った寸法を元に鉛筆で下書きしてみて
おさまりも良さそうなので…
正式にケガく
鉛筆では作業中に消えてしまったり
見えづらかったりするので。
切落とし後
直線ばかりなのでザクザクと切り進む。
板厚0.4mmなので#000を使いたいところ
ですが、在庫がなく#00で。
刃を寝かせ気味にすれば大丈夫です。
前面と合せてみる
細い部分が多く、曲げちゃいそうなので
客扉をつけてしまいましょう。
客扉を取付け
先にウインドシルを半田付けして
客扉のワクにはみ出した部分を仕上げ
てから客扉を半田付けします。
扉を先に付けてしまうとシルの端の
仕上げが面倒になります。
乗務員扉を付ける
扉を半田付けして、便所窓跡の穴を
ふさいだところ。
お面は仮にはめてみただけです。
キハ17の横顔
この写真と比べると乗務員扉前端から
妻面までの間が少し長すぎるようです。
雨樋(縦樋)を付けても間があき過ぎ?
2mmくらい詰めたほうがいいかなぁ?
全景
キハユニ16(手前)と
ふと思い出してキハユニ16を出してきて
並べてみました。
荷物室の窓が1つ潰されている以外は
ほとんど同じです。
もともと電気式時代のパートナーなので
そっくりなのは当然ですが…
最初からキハユニ16を参考にしていれば
簡単だったのに…
でもまあ考えた結果の処理が正解だった、
ということで模型作りは楽しいな。
キハユニ16と通じるデザインと、便所が
無くなったことから、形式はキハ16と
でもしましょうか。
ただしキハ16は既存の形式なので
「改造後キハ16に編入 100番台を名乗る」
ということでいかが?
ちなみにキハ16の最終番号は97でした。
キハユニ15
こちらは3つ扉のキハ44000がベース。
今回の2つ扉車はキハ44100(運転台付)
キハ44200(中間車)がベースです。
これらの電気式気動車は3扉車が19両、
2扉車が15両あったそうで、昭和28年に
登場後、昭和31年に液体式に改造された
そうです。(レールマガジンNo.60参照)
今回の工作はここまで
今後は前面のディテールを付けてから
本体にドッキング(半田付け)、
雨樋や床下へと工作を進めていきます。
ではまた。
本日もご乗車ありがとうございました。
工作を待つキハ17と仲間たち
さっさと組んで塗装までこぎつけねば…