1 検修庫
こんにちは。
今回は流山駅の車両基地について。
と、その前にちょっと…
最近、撮り鉄についての嫌なニュースを
ときどき耳(目)にしますね。
何かが廃止になるとか、特別な回送が
走るとか、情報量が多くなった分、
必死になるマニアも増えたようです。
私は普段見慣れてるものが好きだった
ので(地味鉄?)あまり罵声が飛ぶ
場面には出くわしませんでしたが…
寝台特急のラスト間近では やはり、
嫌気がさして乗り鉄も引退しました。
身近な鉄路で楽しく遊べば良い
と思うのですが…
私の写真の撮影状況について、
念のために書いておくと、古い写真は
事務所で許可をもらって撮影しましたし
(昭和40年代、まだのんびりした時代で
結構自由に撮らせてもらえました。
建物に入らない、本線に出ない、
気をつけて、と言われるくらいです)
その後の写真についても当然ですが
立入禁止の場所では撮っていません。
敷地内の写真はイベント時のものです。
2 構内全景
車両基地の境目はどこだか判りませんが
主に検車区に注目してみます。
3 電車を降りたところ
流山に着いたら、すぐに改札を出ないで
ホームの先まで行ってみましょう。
4 検修区
一見、3線の車庫に見えますが
車庫の本体は2線で、1番線の部分に
ひさしが張り出す構造になっています。
5 2線の車庫
ひさしの部分は外壁がなく庫内との間は
柱があるのみで、左側は工場(工作場)
の上に差しかけた状態です。
6 擁壁上から見たところ
ひさしが吊られている様子が判ります。
7 検修庫ができたばかりの頃
バラストが新鮮です。
3番線のモハ1101は既に引退後で
入替や作業用に残ったのだと思います。
密連に交換されています。
8 ひさしの下
ここは資材の搬出入のゲートがあり、
道路から入庫中の電車がよく見えます。
9 車体ジャッキ
台車を外すときのためのジャッキが
検修庫3番線の入口にあります。
10 仮台車
ジャッキアップされた後、
台車を抜かれ仮台車に乗っています。
11 整備中
抜かれた台車は庫内で整備中です。
それでは検修庫を中心に
いつもの空撮で見てみましょう。
12 現在の様子(google2021)
グーグルアースからお借りしました。
さすが、新しいだけに鮮明な画像です。
1番線のひさしは全長の3/5くらい、
吊っているステーも確認できます。
市役所は東側の新庁舎に移り、
元の場所は駐車場になっています。
13 検修庫が新しくなる前 (S50.1.14)
単線の車庫が2棟並んでいました。
左側の車庫には工場が併設されています。
右の大きな建物は市役所です。
初めて訪問したのはこの少し前です。
14 さらに前(S36.6.3)
写真13・14は国土地理院の閲覧システム
から引用させていただきました。
市役所はまだありません。
検車区の3番線もまだ無いようです。
15 検修庫の突当りから
3番線は車庫の端でおしまい。
写真12で確認すると崖に突当っています。
恐らく ですが、検修庫を新築するときに
ぎりぎりまで敷地を広げたのでは、
なんて想像しました。
黄色い門型クレーンはクーラーやパンタの
積み下ろし用でしょう。
16 1番線の奥から
ひさしが途中で終わっています。
右の工場部分は単線車庫時代のものを
切取って残したように見えます。
ひさしが少し被さっていて
柱が無いことが判ります。
新しい検修庫の建設途中の写真は
流鉄のホームページに載っています。
17 2番線のエンド
18 DB-1
写真17の水色の電車と同じ位置です。
隣の木造ワムも小柄ですが
それと比べても更に小型です。
ワムの奥に単線車庫が少しだけ見えます。
19 DB-1
こちらのボンネットがエンジン側で、
ラジエータグリルの上に「MORI」の
エンブレムがついています。
大阪の森製作所 昭和27年製です。
古い蒸機の動輪と台枠を利用し エンジン
と運転室を載せたリサイクル機関車です。
同じタイプの機関車が加悦鉄道にもいて
そちらのほうが有名ですね。
撮影時にはこのまま朽ち果ててしまう
ように見えましたが、数年後に馬橋で
見かけたので一時復活したようです。
20 現代の末端付近
ここも道路から見えます。
2本の架線柱は写真19と同じものです。
物置は無くなりました。
21 22 古い貨車の台枠
薄いリムの車輪に松葉スポーク。
フットブレーキのみですね。
リヤカーも懐かしい感じです。
23 24 現代は…
波打ち車輪やエアタンク、モーター …
転がってるジャンクも時代が違います。
25 足こぎトロッコ
軌道自転車っていうのかな。
26 除草剤散布車
社名が入っているので恒常的に
使用していたんでしょうね。
27 流鉄タクシー跡
車庫と駅舎正面の中間、写真のタクシー
2台目の奥にはかつて流鉄タクシーの
営業所と車庫がありました。
(現在はタクシーは別会社に分離)
看板は白く塗りつぶされていますが、
近くでよく見ると字が透けて読めます。
28 コミュニティスペース
車庫の中は改装されてコミュニティの場
になっていて 地元の人がたむろしたり
観光案内、休憩所になっていましたが
コロナのせいでなかなか…
売店もありましたが閉まったままです。
アーチ型の窓の向うは…
29 山側から
ホーム上の足元にアーチ型の窓。
写真28の窓です。
もっともこの辺は電車が通る場所でなく
窓からの展望は期待できませんが。
ホームの先にプレハブの2階建てが
見えますが、ここにはかつて…
30 廃車体倉庫
ワフの廃車体が倉庫になっていました。
ローカル私鉄めぐりをしていた頃は
どこの私鉄でも こういう倉庫をよく
見かけたものです。
ここからは新旧の写真を並べてみます。
白黒の写真は昭和47年ころかなあ?
(記録が見つかりません)
コンクリの擁壁と歩道橋はできたばかり、
都内から自転車をこいで行った時のこと。
31 32 ホーム端から
古い電車はモハ102です。
33 34 車庫の前から
古いほうの写真で
ホームに停車中はモハ1001+クハ52。
35 36 歩道橋から
古い電車 最後の2両モハ1101+クハ52。
37 38 歩道橋から
クハ52 はアルミサッシ化、正面Hゴム化
されて表情が変わりました。
39 40 構内の外れから(道路から)
電車も変わりましたが、緑が無くなり
景色が白っぽくなりました。
コロナの影響でイベントはできないし
電車にだっておおっぴらに乗れない、
こまった時代になったものです。
イベントを懐かしんで…
41 42 43 本物の魚心君
アテンドのお姉さんが三ヶ月ゆいに似てた
ので「三ヶ月(みこぜ)」さんですか?
と聞いてみたら「ゆいちゃんは中です」
という返事。 ああそうでした。
44 中に入ってるのが三ヶ月ゆい
45 着ぐるみの中は暑い!
なかなか遊びに行かれないので
フィギュアを撮ったりアニメを観たり…
自粛生活も1年半を越え うんざりだなぁ。
本日もご乗車ありがとうございました。