こんにちは。
ずいぶん久しぶりになりました。
前回、「次は流山線の小さな旅に…」
なんて言ったのですが、
半分取材したところで再び 三たびの
緊急事態宣言、(千葉県はマンボウ)
不要不急の外出はダメ になりました。
電車に乗りに行くなんて、
まさに不要不急ですから…
今度解除になったら、と思っていたけど
うーん、またまた延長!
もうワクチン以外 希望は無いようです。
我々 一般人にワクチンの順番がくるのは
いったいいつになることやら…
そんなわけで、しょうがないので
手持ちの写真と、少し追加資料を集めて
流山線を深掘りしていくことにします。
今回はいまさらですが、全体をさらっと
全駅、全車両をご紹介しましょう。
路線図
設備等概要
この路線図は国土地理院の閲覧用地図を
元に駅名など一部書き加えました。
流山線はJR常磐線の馬橋を基点に
流山まで5.7kmの単線電化路線です。
民鉄協会に非加盟の「おらが町の電車」
として現在も生き残っている
不思議な(失礼)鉄道なのですが、
その誕生の経緯などについては
追々お話ししていきましょう。
それではまず、全駅をご覧ください。
《馬橋駅》
馬橋(まばし)
この駅舎はJRの馬橋駅です。
流山線の駅舎というものは無くて
ホーム上の事務室のみです。
《幸谷駅》
幸谷(こうや)
マンションの1階が駅になっています。
武蔵野線・常磐線の新松戸駅の開業に
合わせて現在地に移転しました。
タイミングが良いと武蔵野線と流山線の
交差を見ることができます。
《小金城趾駅》
小金城趾(こがねじょうし)
その名が示すとおり城跡の近くです。
かつて6階建の駅ビルがありましたが
耐震診断の結果、不適合で取壊され、
駅舎部分のみが空中に取残されました。
ほぼ中間で、途中駅では唯一の列車交換
ができる駅となっています。
《鰭ヶ崎駅》
鰭ヶ崎(ひれがさき)
全駅中で(6つしかありませんが)
もっとも難しい駅名ですね。
鰭酒のヒレという漢字です。
魚辺なので魚に関係ありそうですが
鰭ヶ崎の鰭は龍のヒレだそうです。
《平和台駅》
平和台(へいわだい)
昔は赤城という由緒ある駅名でした。
昔話はまた後ほど。
《流山駅》
流山(ながれやま)
流山線の終点です。
馬橋からは5.7km・12分の旅です。
あっという間に到着しました。
構内に車両基地があり、停まっている
電車がホームからも良く見えます。
駅舎は全駅中最も古く、昔日の面影を
よく残しています。
さて、全駅をご覧いただいたので
続いて現役全車両もご覧ください。
《現役車両》
さくら (5001+5101)
流星 (5002+5102)
あかぎ (5003+5103)
若葉 (5004+5104)
なの花 (5005+5105)
以上5編成ですべてです。
2009年の第一編成(西武の中古車)の
入線以降、順次増備が進み、2013年
なの花の置換えで5000形への統一が
終了しました。
種車は一目瞭然 西武の新101系です。
さくら、流星と古い順に塗替えが進み
順番からすれば次はあかぎの番かな。
で、どうせなら今度は西武色、
新101系のオリジナル色に復元する、
なんてのはどうでしょう?
もの好きなファン(失礼)が
乗りに(撮りに)来るとか、
多少は話題になるかもしれません。
新101系(オリジナル色)
前面はベージュより黒のほうが似合う。
さて愛称はどうしましょうか?
せいぶ
沿線風景にNゲージを置いてみました。
以上、1ファンのたわごとでした。
ついでにさくら、流星の塗装変更前の
写真をご覧ください。
流馬 (5001+5101 旧塗色)
流山~馬橋なので流馬(りゅうま)です。
流星 (5002+5102 旧塗色)
流鉄は記念ヘッドマークが好きで
いろいろファンを楽しませてくれます。
最新のヘッドマークは…
3-3-3記念
令和3年3月3日にちなんで。
ひなまつりというのも縁起が良い。
ちなみに2-2-2のときはネコ電車、
さて4-4-4はどうしましょうか。
(続く)
本日もご乗車ありがとうございました。