こんにちは。
筑波鉄道の連載 5回目です。
廃止前の2月中旬から3月末まで
確か5回くらい通よったと思います。
今回の写真は最終回の一つ前。
廃止を惜しんで撮りにくる人、
乗りにくる人も増えてきました。
紫尾(しいお)駅
キハ762+821とキハ811+503の交換。
大きな桜の木があったので
行ってみましたが まだ 開花してません。
この辺は筑波山の真横で、
2つある峰が重なって1つに見えます。
キハ504+763
キハ762+821
たぶん最後になるので、
さよならの看板付の列車と筑波山を
セットで撮りたくて、いつもの場所
(常陸北条~筑波)に行きました。
キハ504+763
やはりここから見る筑波山が
いちばん形が良いです。
(関東平野から見える山は
西の富士山・東の筑波山
と対比される)
一見、左の男体山のほうが女体山より
高く見えますが、手前にあるからで
実際は男体山871m、女体山877mで
女体山の勝ちです。
筑波山は876mだと思っていましたが
今回調べてみたら1m高くなってました。
1999年に標高を三角点から山頂に
変更したからなんだそうです。
この場所には鉄ちゃんは3人くらいで、
意外にすいていましたが…
川向うには10人以上集まっていたので
移動しました。
キハ811
キハ301+762
こちらのほうが引きがとれて
より雄大な構図になりました。
(列車が小さくなる)
ただ、ちょっとハプニングがありまして、
農道から10人程でカメラを構えてると
耕地の中をずかずか歩いてくる人が…
我々の前でカメラを構えます。
「すみませーん、入ります」と言ったら
どこで撮ろうと俺の勝手だ、との返事…
こりゃ大変だと代表者2名で交渉に行き
こちらは30分以上待ってるんだから、
とにかく間もなく来る2本だけ待って!
と頼んで撮れたのがこの2本です。
(最後のカットで耕地の中で銀箱に座り
ふてくされているのがくだんの人物)
終焉近くなると色んな人が現れます。
けちがついたので河岸を替えましょう。
常陸北条駅の南側には国道125号の陸橋
があり、駅構内を見下ろせました。
常陸北条駅
足元をキハ811が通過し構内へ進入、
対向列車もホームに到着しました。
架線が無いので撮りやすいです。
キハ810形は760形と一緒に、
1970年に雄別から転入しました。
810形は760形の増備車だったので
客窓は1枚窓、台車はDT22タイプになり
少し近代化されました。
キハ761+763
筑波鉄道の車両は廃止間際にも関わらず
とてもきれいに整備されていました。
とくにこの2両はぴかぴかです。
国道の陸橋から反対方向を見ると
田の中を線路が一直線に延びていました。
キハ762 (常陸小田~常陸北条)
キハ503
なぜかこのあたりの電柱は斜めです。
おもしろいので踏切の脇で待機、通過後
駆け上がって正面から撮ってみたのが
次の写真です…
キハ301
イマイチでした。
後追いでは運転士も写りませんしね。
キハ504
日も暮れてきたので今日はこの辺で…
次回はいよいよ最後の日曜日です。
本日もご乗車ありがとうございました。