筑波鉄道・その2 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。
筑波鉄道の2回目です。


きょうは岩瀬からスタート…
と、その前に



関東鉄道 相関図


常総筑波鉄道だったり関東鉄道だったり
名まえが変化したのですが、判りやすい
資料があったのでお借りしてきました。
私の撮影の時期は昭和62年2~3月で
図の一番下、筑波鉄道の時代です。






キハ503 (岩瀬)
終点の岩瀬は国鉄水戸線との接続駅です。
ご覧のとおり独立したホームですが、
国鉄駅とは跨線橋で連絡、
線路もつながっていました。
503は503~505日車三兄弟の1両で、
なぜか1両だけコイルバネの台車でした。



415系


401(403)系
ついでに水戸線の電車を。
415系は分割民営化前なので運転席上の
JRマークがまだついていません。
401(403)系は非冷房車です。






キハ503 (雨引~岩瀬)
沿線に移動しました。


線路際ぎりぎりに大きな木の農家があり
良いアクセントになっていました。
筑波山は裏側で、表側のすっきりした
容姿とは異なりごつごつしています。




キハ503



キハ504


列車本数の少ない撮影地では
待ち時間も長くなります。
沿線で同好の方になど出会うと

自然、会話もはずみます。


ここでは2人連れの大先輩にお会いし、
筑波鉄道は2回目、前に来たときは
車体裾、窓下、雨トイに細線が入っていた、
虫掛で撮った、などのお話を聞き…
沿線の樹木はてっぺんまで入れた方が良いか
部分を切り取った方が良いかとの話から
女性ポートレートの髪の毛まで構図談義が
ふくらんで楽しいひとときを過しました。
(私の結論は… 両方撮ればいいじゃん)






キハ504





キハ762 (真壁~樺穂)


ところで…
前回「筑波駅で両方向に同時発車」と
書きましたが、確かだったかな、、、
と心配になり調べなおしてみました。


1967年11月号


まず下り(行き)「筑波」から…
上野835―――1100筑波 9423レ です。
旧型客車の編成で土浦でDLにつけかえ
筑波鉄道に乗入れました。
ついでながら、「ときわ」は○号なのに
みちのくは「第2」となっているのが
気になります。
キハ81系のはつかりも載っています。


さて問題の帰りですが…


筑波1559―――1814上野 「筑波」


筑波1600―――1819日立 「つくば山」


ありました。
水戸線経由のほう(9733D)は
水戸行でなく日立行でしたが、1分ちがいで

ほぼ同時刻に反対方向に発車していきます。


「筑波」の客車列車の写真は見かけますが
「つくば山」の気動車についてはネットで
探してみましたが見つかりませんでした。
国鉄から乗入れてきた気動車、とまでは
判りましたが形式は何だったのでしょう?
記号の「ワ」はワッペン列車のことです。




筑波鉄道の時刻


巻末の会社線時刻表はとても不親切で、
私鉄では乗りたい列車の時刻が
さっぱり判りません。

ネットがなかった時代、まったく不便でした。


この中で筑波行916、1036と筑波発1630は
快速「つくばね」です。
つくばねは筑波鉄道の気動車でした。

なんか似たような名称ばかりで

ややこしいです。


続く



本日もご乗車ありがとうございました。