《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと15日。
ということで本日の最初の車両は…
EF15 193 (新大久保)
1947年、旅客用のEF58とともに
EF15は登場しました。
ギア比と先従輪以外ほぼ共通の設計でした。
初期車はEF16に改造され福米間へ。
EF64の登場で上越線に移りましたが
多くがEF15に復元されました。
その後上越線に配置されていたEF15は
再びEF16への改造を施されました。
福米間のEF16はタイヤが緩むのを防ぐ
ための冷却水タンクを持っていましたが
上越型のEF16とEF15との違いは
電力回生ブレーキの有無になります。
EF15 (馬橋)
武蔵野線から常磐線への連絡線です。
EF15 200 (武蔵野操車場)
EF15 200 (川口)
次位はパンタを1丁下しているので回送。
EF15 (赤羽)
ごちゃごちゃと雑多な貨物列車の編成。
懐かしい貨物列車と感じる鉄ちゃんは
少数派になってしまったのかなぁ?
試運転列車 (新松戸)
EF15+トラ+架線試験車+DE10+EF15
(架線試験車はクモヤ493+クモヤ492)
武蔵野線建設中の1シーンです。
EF81 15 (水戸)
キハユニ15 (米子)
電気式のキハ44000を液体式に改造、
さらに郵便荷物合造車に改造しました。
種車の関係で台車(DT18:2300㎜)
のホイールベースが若干長くなっています。
(キハ17のDT19は2000㎜)
M15 (沢辺・栗原電鉄)
C15 (沢辺・栗原電鉄)
15m級の制御車です。
片運ですが連結側も非貫通です。
連結相手が非貫通なので
貫通路をつけても無駄だから。
モハ15 (大甕・日立電鉄)
元相鉄の電気式気動車です。
相模線が国鉄に買収され、神中線に移る際
電車化、その後日立電鉄に移りました。
全長13.5mです。
DD15 (七尾、小樽)
1961年にまず2両登場しました。
DD13をもとにラッセル前頭を取り付け
当初は圧縮空気でウイングを操作しました。
翌年以降、油圧式に変更されました。
16号機は単線用です。
DE15 (東能代)
DE15 (長万部)
DD15はラッセルヘッドの着脱に
たいへんな手間がかかったため
簡単に着脱できるよう改良して
DE15が登場しました。
ヘッドを台車に載せ、機関車と連結、
機関車を総括制御する方式をとりました。
当初、ヘッドは1台のみで、
終点では反対側に付け替えていました。
その方法がユニークで、ヘッドが台車上で
自力で180度回転、機関車は側線から
反対側に回り込んで再び連結します。
その後ヘッドを2台連結するようになり
機回しの手間も不要になりました。
DE15 (札幌)
一仕事終えて戻ってきたところ。
あいにく除雪列車の実際の除雪作業を
見たことはありません。
撮影には積雪に埋もれたなかで
いつ来るかわからない除雪列車を
待ち続けなければならないわけですから。
暖地育ちの自分には適応できません。
DE15 夏姿 (小樽築港)
エンドビームに2個、ボンネット先端に1個
計3個の密着連結器でヘッドと連結します。
夏はヘッドを外して普通に入換えや
列車の牽引も行えました。
DE15、DD15 (敦賀)
電化の拡大や機関車牽引の列車の減少で
ヘッドを外して働く必要もなくなりました。
夏場は構内の片隅に追いやられています。
本日もご乗車ありがとうございました。