鉄道車両カウントダウン 14 | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。
カウントダウンも
とうとう残り2週間になっちゃいました。
「平成最後の・・・」
なんて言葉を最近よく聞きますが、
そろそろ 「令和最初の・・・」 も
出始めてもいいころです。


自分にできることは、と・・・
令和最初の運転会くらいで
どうせ連休はどこも混雑するから…
そろそろ準備にかかりましょうか。




《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと14日。
ということで本日の最初の車両は…




ED14 (彦根)
昨秋、記念館が閉館しましたが
保存車両たちはどうなったでしょうか?




D51 14 (流山セントラルパーク)
色あせてねずみ色になっています。
保存状態はそれほど悪くなさそうですが
穴が開かないうちに塗ってほしいですね。
腐食するとアスベストが出てきて
解体しなきゃならなくなるし…




ED16 14





EF71 14 (福島)
動軸が6でED75の1.5倍のパワー。
板谷峠のシェルパでした。



EF510 14





モハ14 (新潟交通)
東関屋と白山前の間は路面を走りますが
その間には停留所がありませんでした。
すべての駅にホームがあり、安全地帯から
乗降するためのステップは付いてません。
路面電車タイプじゃない電車が道路上を
走行する姿は迫力がありました。



14日前の最後は14系客車です。



臨時快速 「奥飛騨」



急行 「能登」


14系客車は座席車と寝台車がありました。
走るホテルと好評だった20系も登場から
10 年を経過し、陳腐化が進みました。
昭和45年、新しい寝台特急をめざし
12系座席車を基に14系寝台車を開発、
翌 昭和46年から量産化しました。


当初3段寝台は変わりませんでしたが、
寝台幅は53㎝から70㎝に拡大、
居住性は大幅に改善しました。


また、分割併合運転を容易にするため
電源を分散する方式を採用し、スハネフの
床下に電源ユニットを搭載しました。
しかし昭和47年の北陸トンネルの火災で
寝台特急は集中電源方式に方針を転換、
24系に移行した結果、14系寝台車は
2年間で製造を終了しました。
(その後床下発電の信頼性が確認され、
 昭和53年に14系15型が増備された)






みずほ、さくら (根府川)
長崎・熊本行き、長崎・佐世保行きは
14系の本領発揮と言えるでしょう。


大阪万博に向けて登場した12系は好評で
臨時急行など波動輸送に重宝されました。
しかし臨時特急に使うには見劣りするため
特急用にふさわしくグレードアップした
車両を用意することになり、
昭和47年14系座席車が登場しました。


登場時の座席は簡易リクライニングで
足を突っ張って背中で押し続けていないと
ガタッと元に戻ってしまい、疲れました。



登場時のはまなす


青函トンネルが開通すると、
青森・札幌を結ぶ夜行急行はまなすが登場
14系座席車が使われました。



末期のはまなす


その後、カーペット車やドリームシート、
寝台車も連結されるようになりました。
2015年3月、新幹線開業ではまなすも
消えましたが14系座席車最後の定期列車
であり、JR最後の急行列車になりました。



自由席
簡易リクライニングではなく
ちゃんとした座席に交換してありました。



指定席(ドリームシート)
グリーン車用のシートです。




のびのびカーペット車




カーペットはホットカーペットだった。

個々人で温度調節できるようになってます。
さすが北国の夜行列車です。
枕と毛布も付いて指定席料金で乗れました。
とくに2階席は半個室状態で快適でした。




本日もご乗車ありがとうございました。