《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと20日。
ということで本日の最初の車両は…
20系 日本海 (塚本)
1985年、20系の日本海が復活した。
53、54号と臨時でしたが、全国の
特急運用からおりて以来、久しぶりの復活。
でも… 料金(特急+寝台券)
53㎝幅3段=8千円と
70㎝幅2段=9千円を比較すれば…
24系の定期日本海の勝ちです。
20系の臨時日本海が何年続いたのかは
ちょっと判りませんが、後に急行に格下げ
名まえもあおもりに変わりました。
20系 明星 (塚本)
関西発の雲仙、明星などの臨時急行でも
活躍が見られました。
定期の急行だいせんではナロネ21改造の
ナハ21(上段寝台を外し座席を固定した)
を3両連結していました。
宝塚まで1駅だけナハネフ22の後方展望
を楽しんだことがありますが、ほんとうは
京阪神ミニ周遊券では乗れない列車でした。
(別途 急行券、指定席券が必要)
20系 ナハネフ22 (鉄道博物館)
推進運転用のワイパーが付いていますが
ご愛嬌ということで…
3段寝台の上段に寝たことがありますが
ベルト2本ではけっこう恐怖でした。
B20 10 (梅小路)
一応動態で、入換くらいには使えます。
DB20 1 (加悦SL広場)
森製作所製です。
MORI製と聞くと蒸機の台枠や車輪を
再利用した改造車が思い浮かびますが、
この機関車は新造車だそうです。
流山鉄道にもそっくりなのがいました。
20系 (弁天町・中央線)
大阪市営地下鉄→大阪メトロです。
大阪万博には会場まで延伸される予定です。
さて本日の最後はキハ20で。
キハ20 (布原・伯備線)
キハ10の後継になります。
技術の進歩で車体の軽量化ができ、
ひとまわり大きくなりましたが重さは同じ。
エンジンも同じです。
1957年登場の1次車はバス窓にDT19と
キハ17系の面影が残っていましたが、
翌年以降は2段窓とDT22になりました。
国鉄・JRから各地の私鉄へ移譲された
車両も多かったですが、今日は島原鉄道の
カラーバリエーションをご覧ください。
旧島鉄色
諫早から国鉄に直通する際に違和感がない
よう、併結する国鉄急行色に合わせました。
これはレプリカで、実際に直通したのは
自社発注のキハ55、26でした。(廃車済)
新島鉄色
直通運転もなくなり島鉄独自の塗色に。
キハ2500色
旧型車の置換えに配備された新型車の色。
子守り娘のイラストもついていました。
雲仙普賢岳の火砕流で鉄橋を流失しましたが
復旧後、災害体験学習のトロッコ列車を
牽いていたころです。
国鉄標準色、タラコ色
2008年、路線短縮で車両が余剰となり
キハ20系を全廃することが決まりました。
思い出塗装の復元や土日中心にキハ20の
計画的な運行が公表されました。
国鉄時代から大きな変化のないまま走り続け
けきたキハ20の最後の花道になりました。
入り江の船溜りに沿って
ここは干満の差が大きい有明海の入江なので
満潮でないとこんな写真は撮れません。
干潮時は泥の上に船が転がってる状態で
タイミングが合わないと難しいのです。
キハ20 467 (碓氷峠鉄道文化むら)
保存車です。
ひたちなか海浜鉄道のはまだ動きます。
(と思います)
本日もご乗車ありがとうございました。