《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと25日。
ということで本日の最初の車両は…
EF63 25
EF63のラストナンバーです。
生まれたときは青でしたが、
廃止を前に茶色くなりました。
EF66 25 (高槻)
ED25 1 (上田原・上田交通)
昇圧前、丸窓電車が走っていたころ。
宇部電鉄が国有化され宇部線になったとき
一緒に国鉄に移りました。
その後、形式統合でED25になり、
昭和36年、上田交通に移籍しました。
ED25 11 (伊豆高原・伊豆急)
発注したのは豊川鉄道でした。
しかし納車される前に
豊川鉄道は国有化されて消滅。
ED25 11の名称は国鉄時代からのもの。
昭和38年伊豆急に移りました。
番号順からいうと上田のED25の
弟分になりますか。
キハ25 (水郡線)
それまでのキハ17系の改良型として
昭和32年から製造されました。
当初は17系の流れをくみ、DT19台車
とバス窓ボディでしたが、次の増備から
DT22台車、2段窓に設計変更し
お馴染みのスタイルになりました。
車体はひとまわり大きくなりましたが
重量はキハ17と変わりません。
25 (瓦町・琴電)
右の31+32が最初の編成、
左の25+26がラスト編成です。
37以降は貫通扉がつきました。
最後は24系25形です。
はやぶさ
24系25形というのも独特な呼び名です。
24系は20系寝台車の後継の14系を
再び集中電源方式にしたものです。
寝台幅は53㎝から70㎝に拡大されまし
たが従来どおりの3段式でした。
さらに居住性を改善するため
B寝台も2段式に変更することになり、
当初から2段式で造られたのが25形です。
外観上の違いは、従来の24系は白帯、
25形は銀帯と区別されていました。
電源車の形式はカニ24などのままですが
寝台車に合わせて銀帯を巻いています。
なお3段式で登場した24系も、すべて
2段式に改造され区別はなくなりましたが
番号はそのままになりました。
オハネフ25205 (青森)
登場以来年数も経ち設備も古くなったので
更新したアコモ改善車が金帯で登場、
その際24系も25形もごちゃ混ぜになり
番号を見なければ判らなくなりました。
写真は当初から上段寝台固定式で造られた
100番台です。
(100両を超えて200番台に突入)
窓の上縁を上段寝台の底面に揃えたため
窓の上下寸法が小さいのが特徴です。
本日もご乗車ありがとうございました。