鉄道車両カウントダウン 28 | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと28日。
ということで本日の最初の車両は…



EF66 28 (高槻)
末期には頭の上にクーラーが載りました。
乗務環境改善にはとても良いことですが…
かっこ悪くなりました。






クエ28001 (松戸電車区)
運転台付きの救援車です。

パンタ付の姿は自走できそうに見えますが
動力は無く、(種車はクハ16)
クレーンなど作業機器の電源用です。
車体中央には大きな両開き扉を設置し、
クレーンを車体の外まで繰り出せます。
(内部写真の左右、腰部が横桟の部分が扉)



スシ28301 (交通科学館)
この形式には困りました。
バイブル(客車・貨車ガイドブック)には
載っていないし、ネットで検索すると
スハ32系の食堂車です、と言い切ってる
人もいれば、(確かに見た目はそれっぽい)
別の人はスハシ38102を交通科学館で
改装して勝手に番号をつけた、と言っていて
私にはどうもそれが本当のように思えます。


博物館としては反則ですが、説明書きには
ちゃんと表示されているのかもしれません。
なお、京都鉄道博物館のホームページには
正規の形式として紹介されています。


本日の最後はキハ28で…



キハ28 (佐貫)
キハ28はキハ58のエンジンを
1基にしたタイプです。
1961年に急行用としてデビューしました。


急行としての速度性能を十分に発揮するため
キハ58とキハ28を一組に、すなわち
2両で機関3基を標準に設計されましたが
房総地区や常磐線など比較的平坦な線区では
1基エンジン車ばかりの編成も
数多く活躍していました。




キハ28中心の編成 (上野)
常磐線の急行ときわです。
水郡線の急行 奥久慈を併結。




房総急行3種
この時点で内房線は千倉まで電化済で
うち房は電車急行でした。




千葉気動車区 配置表(再掲)
キハ28が43両に対してキハ58は1両、
同様にキハ26と55は10両対2両の
割合になっています。





キハ28 + キハ58 (紀勢本線)
もともと急行用として登場した車両でしたが
本来の使命は減少、2扉デッキ付きの構造も
都市近郊の大量輸送には不向きで、やがて
ローカル列車へと追いやられていきました。
なお、カラーバリエーションについては
キハ58のときに紹介しましたので
そちらをご参照ください。





最後に普段あまり目にする機会のなかった
連結面の写真を載せておきます。
(急行気動車色のほうはキハ58です)




本日もご乗車ありがとうございました。