こんにちは。
東日本大震災から8年
ようやく山田線が復旧しました。
装いも新たに
三陸鉄道として1本につながりました。
ご健闘をお祈りしたいと思います。
《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと38日。
ということで本日の最初の車両は…
EF64 38 (新宿)
昭和40年代後半、新宿発長野行き普通列車。
EF64若かりしころ…
EF64 38 (上野)
あれから38年…
あけぼの終焉のころ…
鉄道車両の人生とは長いようで案外短いです。
人間にたとえるのはちょっと変ですけど…
なんとなくご苦労様という気分になってくる。
EF66 38 (金谷)
クハ38 (大胡・上毛電鉄)
一目瞭然、西武の中古車です。
東武からの転入車に置き換えられ
やがて京王に…
本日の最後はキハ38です。
キハ38 1 (久留里線)
八高線はキハ35の天下が続いていましたが
車齢を重ね、とくに老朽化が進んだ車両を
新車に置き換えることになりました。
通常なら車両メーカーに発注するのですが
国鉄工場の技術レベルを維持するため、
という理由で自前で造っちゃったそうです。
表向きはキハ35の更新となっていて
台車や機器類は再利用ですがエンジンは新品、
車体についてはフレームくらいは
再利用したのかどうか… も知りません。
(見た目の構成は種車とそっくりです)
車体は2種類。
トイレ付きの0番台と
トイレ無しは1000番台になります。
0番台が4両、1000番台は3両 誕生し、
7両全車、八高線に配置されました。
その後八高線の電化で全車久留里線に
配置転換、2010年の引退まで生涯を
2線区のみで過ごしました。
キハ381003 + キハ38 2
1000番台のサイドビュー
朝ラッシュ時の4連
キハ37+キハ38+キハ30+キハ30
キハ38 3
キハ30との連結運転は八高線時代から。
エンジンの性能は異なりましたが
トルコンのおかげでスムーズに同調しました。
屋根上を見る
手前から0番台・1000番台・キハ30。
屋根上にタンクがあるのがトイレ付き車。
(久留里線ではトイレは使用しませんでした)
キハ38 4 (木更津)
木造の車庫はペンキを塗り替えられましたが
昔からのまま変わりません。
キハ38 1001 (木更津)
末期にはキハ37とペアを組む姿を
よく見かけました。
2010年、キハ30・37・38は
後進の E130 に席を譲り引退しました。
なお、一部は水島臨海鉄道に転進しました。
本日もご乗車ありがとうございました。