鉄道車両カウントダウン 40 | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。




《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと40日。
ということで本日の最初の車両は…



40 (交通科学館)
B2 = 1800形です。
明治の鉄道草創期にイギリスから輸入された
1号機関車などと同年代の機関車です。
B2はCタンクで先従輪のないタイプです。




EC40 (軽井沢)
碓氷峠 横川~軽井沢が開通した20年後
ドイツから輸入しました。
当初の形式名は10000形。
明治26年の開通以来、20年近くは
3900形という同じくドイツ製の蒸機で
がんばってきましたが、煤煙対策として
ようやく電化がかないました。




ED4010 (鉄道博物館)
輸入品のEC40をお手本に、
国産初の電機として大宮工場で造られました。
電化の7年後、1919年(大正8年)のこと。




EF1540 (日暮里)




クモハ40 前期型 (青梅)


クモハ40 後期型 (青梅)
3扉ロングシート通勤型の増結用です。
朝夕のラッシュ時に活躍し、
日中はホーム前の側線で待機していました。
ED16を撮りにいくと
いつも停まっていたような気がします




クモハ40074 (鉄道博物館)
自分的には旧型国電はロングシートのほうが
懐かしく感じます。
油びきの床板の匂いや
吊掛けモーターの音が聞こえてきそう。



マイネ4011 (碓氷峠鉄道文化むら)
昭和23年 進駐軍用に21両造られました。
プルマンタイプの開放A寝台16と、
2段ベッドの2人用個室が3部屋。
車軸から連動する機械式の冷房付き。
その後返還されマロネ40になりました。


さて本日の最後はキハ40で…



キハ40188 (銀山・函館本線)


キハ402138 (水郡線)


困ったことにいつも頼りにしてるバイブル
(誠文堂新光社・気動車ガイドブック)に
キハ40が載っていません。
バイブルが編集された時点では
キハ40はまだ世に出ていなかったのです。
そこで今回は保育社のカラーブックスの
ディーゼルカー2 JR を参考にしました。


キハ40は外見上は2種類。
小形二重窓の極寒地向けと2段窓のタイプ。
いずれも客扉は端部に寄った片開きです。
番台の区分(当初)と台車は
100番台・極寒地:北海道向け、
 小形二重窓 デッキ付き DT44
500番台・寒地向け
 2段窓 デッキ付き DT44
2000番台・暖地向け
 2段窓 デッキなし DT22
1000番台・烏山線用
 2段窓 デッキ、トイレなし DT22


ところでお気づきでしょうか?
キハ40には0番台がありません。
何故だろう?
そのことは上記参考書にも出てなかった。



キハ40584 (新潟)
寒地向けです。


キハ40836 (函館)
北海道向け100番台はワンマン化で

700番台になりました。
100番台は100両以上あったので、
200番台にまで食い込みました。
700番台化も100両越えで800番台に
でも内容(区分)は700番台になります。



キハ402024 (常陸太田)
暖地形、水郡線色です。



キハ402095 (米子)



キハ402094 (米子)
車内の様子を見ると客扉寄りはロングシート

デッキ・客室の仕切りは無し、
左の壁はトイレ側面でトイレ扉は客扉側です。


キハ402144 (阿波池田)
JR四国色



キハ408103 (熊本)
うーむ、8000番台とは…
ここまでくるとよくわかりません。




本日もご乗車ありがとうございました。