《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと42日。
ということで本日の最初の車両は…
ED42 1 (横川)
碓氷峠 横川・軽井沢の旧線(?)で
活躍した機関車です。
ラック&ピニオンで66.7‰を越えました。
運転台側(写真)が2エンドで
1エンドには運転台がありません。
軽井沢寄に1台、横川側は2・3台連結し
汽笛を合図に協調運転したそうですが
もちろん見たことはありません。
1963年、新線開通で全機廃車されました。
写真は車掌車にトランスを積み、
架線電圧1500Vを600Vに落として
構内運転するまでに復元したときのものです。
スハフ42
スハ43・44系が
旧型客車最後のグループになります。
この後、10系軽量客車が登場し
近代化が進みます。
クモハ42006 (長門本山)
昭和8年(1933年)関西急電の増結用に
13両登場しました。
性能的には3扉のクモハ40と同等でしたが
急行用に歯車比が低かったそうです。
残った7両のうち3両が宇部に配置され
小野田線で活躍しました。
視認性を高めるため、一時期前面窓下に
黄色の警戒色が施されていましたが
日中も点灯する方式に変更されて
写真の状態になりました。
(やっぱり茶色のほうがいいですね)
長門本山は海に突き当たったところが終点で
海のはるか向うには九州が見えました。
クモハ42006
サイドビューでは扉間に小窓がずらり、
一人ひとつずつになります。
同僚のクモハ42001が
2003年まで走りました。
本日もご乗車ありがとうございました。