鉄道車両カウントダウン 64 | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと64日。
ということで本日の最初の車両は…



オハ64 (兵庫)
和田岬線専用の客車でした。
朝夕の通勤輸送に特化した車両で
ホームのある側の中央にドアを増設、
車内も中央ドアの対面4窓分のみ
ロングシートを設置しそれ以外は立席です。
兵庫・和田岬間をピストン輸送するため
客車6両の前後にDE10を連結、
機関車付替えの手間と時間をはぶきました。



オハフ64 1



オハ64 3



オハ64 2
ほんとにぎゅうぎゅう詰めで
今にも人がこぼれ落ちそうな状態で
ゆっくり走行していました。
現代ではとうてい認められないでしょう。
改めて写真を見て気がついたのですが
バッテリーがとても強化されています。
走行距離に比べて停車時間が長く、
充電が不足するのでしょうね。



C1164 (梅小路)





EF64
福島・米沢間のEF16の代替機として
1964年から12両が登場しました。
EF65を勾配用にした機関車で、
出力やモーター・ギア比等の性能は同じ、
電暖と発電ブレーキが付加されました。
翌年に中央東線用に16両、
1968年には中央西線用にと増備が続き
最終的には79両になりました。



EF641053 (川口)
その後上越線の旧型電機を置き換えるため
EF64を増備することになりました。
時代も進み機器類も進化していましたが
極力、性能や機材を共通にするとともに
メンテナンスの効率化を図った結果、
車体の設計は大幅に変更されました。
1980年からの登場です。


余談ですが、足回りはEF81とそっくりで
EF81を発売したトミックスは続けて
EF641000も製品化しましたね。
ラストナンバーは1053です。



米子にて
現在も中央線、上越線、伯備線を中心に
その沿線で活躍を続けていると思います。
私の近所でも武蔵野線、常磐線経由で

隅田川まで足を延ばす姿を見かけます。
代表的な勾配用機関車です。




塗色変更機


貨物更新色


この塗色はお気に入りで
とくに重連にするとかっこいい。
当鉄道でもヘビーローテーションです。




本日もご乗車ありがとうございました。