寝台特急 あけぼの 4 | きゅうの鉄道写真館

きゅうの鉄道写真館

きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。


今回は上り あけぼの の
旅情(車窓風景)をご覧ください。






平成26年1月27日
青森1823――658上野
冬は概ね暗い時間帯のみの走行です。



青森駅
初めて降り立ったのは
連絡船への乗換のときでした。
あけぼのは、かの有名な演歌の
「上野発の夜行列車降りたときから~」
の詩にあてはまる最後の列車でした。
今回は青森から乗車します。



晩ごはん (貝焼き定食)
残念ながら食堂車は連結してないので
晩ごはんを食べてから乗車します。
(一食分の非常食持参も忘れずに)





雪の夜行列車
あけぼのの編成は結構まちまちで
この日の1号車は白帯・折戸でした。



テールマーク




5号車ソロ


寝台券
5号車21番個室です。
奇数が1階、偶数が2階になります。


定期運行の最終は3月14日。
約1ヶ月半前なのでこれでお別れです。
混雑しないうち早めにと思いましたが
この時点ですでに満席でした。
みんなもっと早く普段から利用すれば
存続できるのになあ。


さあ、出発です。
個室利用の心づかいで、
検札が済むまでドアを開けて待ちます。



大鰐 (弘南鉄道)
冬の上りあけぼのは夜景ばかりでした。
たまに停まる駅が旅情を誘います。



鷹巣 (秋田内陸線)



東能代
ホームのベンチが素敵です。
(暖かい車窓から眺める分にはね)



秋田
いつもこの辺までは
目を覚ましていられましたが…
次に気がつくと上越国境のループ線を
走っていたりします…


余談ですが、上越国境に差し掛かると
乗り心地が変わるので
たいてい目を覚ましましたっけ。
レールの継ぎ目の音がよく響きました。



新前橋 5:00
まだ真っ暗です。
東京方面への初電が出て行きました。



上野 6:58
大宮を過ぎたあたりから薄明るくなり
7時前、定刻に上野到着。
前回はチビッ子カメラマンに
囲まれた機関車でしたが今回は…
あ!
自分もおっさんだけどね。


というわけで、
冬の上りは撮影スポットが少ないので
夏にもう一度・・・



2011年7月5日 青森発・上野行き




八甲田丸
博物館として保存・展示されています。
昭和の終わりに廃止された割には
よくきれいな形で残っています。
連絡船の旅情をほんの少しだけ
思い出させてくれます。




発車を待つあけぼの
冬なら真っ暗ですが夏はまだ明るい。


津軽平野に沈む夕日
弘前を過ぎるころ、日が沈みました。
左のシルエットは岩木山の裾です。





大館
秋田犬のふるさと、比内鶏、
花輪線の分岐駅など色々ありますが
1994年(平成6年)まで小坂鉄道も
発着していました。
(貨物の運行は2008年終了)
ホーム上に秋田犬の神社(?)と
比内鶏の顔出し!



夏の秋田駅
この時も起きていられたのはここまで
同じく上越国境で目覚め、
下界の関東平野までおりると…



赤城山に昇る朝日

夏は明るくなるのが早いので

上野まで、しばし車窓を楽しめます。



高崎



上野
いたって平和(閑散)ですが…
言い換えれば利用客が少なかった、
ということだったんですね。


結局、私が乗ったのは5回でした。
北斗星が取れず、しょうがなくて…
なんてこともあったので、
あけぼのには気の毒だったかも。




ここで一つ朗報があります。
あけぼので使われていた4両が
先ほどの小坂鉄道で保存されていて
なんと宿泊することもできるそうです。



小坂駅 (現役時代)
あけぼのは走行できる状態で、
昨シーズンは構内入換の短区間
ですが乗車できたようです。
(宿泊者のみ:現在は冬季休業中)
ゴールデンウイークから再開するらし
いので機会があれば行ってみたいな。
(小坂鉄道レールパーク)


ホームページによると保存車両は
カニ24 511
スロネ24 551
オハネ24 555
オハネフ24 12
の4両だそうです。


あけぼのの思い出を
しつこく書いてきましたが…
もう1本、別の編成をご紹介して
おしまいにします。
1、2番線ホームが短縮され後ろ3両
がちゃんと撮れなかったのが残念。

白折、金引は帯の色とドアの形態です。


ノンストップでどうぞ。


2012年9月2日 上り




































いかがでしたか?
模型の参考にするつもりで撮りました。
メモ代わりのひどい写真ですみません。
(鉄道模型はまた後日)


長くなりましたので
カウントダウンもまた後日にします。






本日もご乗車ありがとうございました。