納涼列車・続 | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。



こんにちは。


納涼列車の続編です。
トロッコ列車の元祖は
なんと言っても四国です。







しまんトロッコ号


国鉄時代の1984年
清流しまんと号でデビュー。
トラ45000の改造車です。
コトラ152462は貨車のナンバーですが
車籍はどういう位置づけになるのかな?


国鉄時代から使い続けている車両ですが
今、同じものを作っても保安上の理由で
認可されないと思います。
(継続使用のため旅客営業できている)


ペアを組むのはキハ544。
塗装をそろえた専用車です。
荷物が1両プラスになるので
2個エンジン車を限定使用するようです。






沈没した沈下橋


トンネル通過は納涼に最高だし
川面を渡る風はとても気持ちよかった。
窓ガラスの無い
トロッコならではの車窓を楽しめます。
そういえば最近の鉄道車両は
冷房があたりまえで窓を開けることって
ほとんどありませんね。







江川崎でしばし停車
対向列車の交換待ちですが
ちょっと休憩すれば?
みたいな感じでトロッコ列車の旅には
ふさわしい小休止です。
トロッコの時刻にあわせて市がたち(?)
お弁当を購入(もぐもぐタイム)




座席指定券
トロッコと気動車両方に席があります。
(ロングシートにも座席番号あり)
トロッコ乗車区間は徐行運転で(45㎞/h?)

ゆったりと楽しめますが
気動車区間ではスピードが速いため

(2段リンクの2軸貨車の制限は75km/h)
貫通路ごしに見ると
トロッコはぽんぽん跳ねていました。








瀬戸大橋アンパンマン号
キクハ32-502


名前からキハ32の仲間のようですが
コンビを組むのはキハ185です。
こちらは新造車なので自動ドアだったり
しっかり保安基準を満たしています。





九州にもトロッコ列車がありました。




島鉄ハッピートレイン
1991年雲仙普賢岳の噴火で不通になったが
災害復興事業で1997年に運転再開。
その時から路線廃止まで運行されました。
島原外港~深江間のま新しい高架線は
10年少々で廃止。 もったいない。


九州でトロッコ列車といえば南阿蘇鉄道も。
残念ながら災害で現在は中断しています。




トロッコ列車など特別な車両以外では
こんな列車はいかがでしょうか?


京福北野線
前面窓全開はトロッコ列車など目じゃない。
かなぶんが飛んできて当ったら痛い。


弘南鉄道 大鰐線
お金をかけるだけが能じゃない。
手作りのすだれで涼を感じさせます。
ワンマンカーの開かないドアの
日除けを兼ねたすばらしい工夫です。



納涼列車をご覧いただきましたが
気分だけでも涼しくなったら幸いです。




《模型のこと》




瀬戸大橋アンパンマン号のおみやげです。
ダイキャスト製のおもちゃですが
大きさ的にHOサイズに見えたので
つい買ってしまいました。
台車を取替えれば入線できそうです。
四国タイプの気動車を持ってないので
相棒はキハ54 500番台ですが…





《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと261日。
ということで本日の車両は…


キハ261系




本日もご乗車ありがとうございました。