こんにちは。
C56160 本線引退記念 栄光の軌跡
本日は房総を走った記録です。
1987年4月1日
旧国鉄はJR7社に分割民営化。
当時復活蒸機を定期的に運行していた
のは大井川と山口線のみでした。
客足を延ばす工夫として各社こぞって
イベント列車の運転が流行しますが
軽量なC56160は走行線区を選ばず
ひっぱりだこでした。
我が千葉県でも
JR発足の年の8月24~25日、
成田~千葉~木更津間で運転され
もちろん私も撮影に出かけました。
佐倉機関区
運転の拠点となったのは佐倉です。
地元開催なので下見を兼ねて
見物に行きました。(車で1時間半)
京都から到着し組立て終わってから
構内で試運転する様子です。
貨物列車に併結し無火で回送しますが
メインロッドを外して動輪をフリーに
して転がしてくるわけです。
構内を何度も往復して調子を見ます。
ブラスト音は軽やかです。
荷が軽いだけでなくC56の特徴かな、
ブラストは歯切れ良い気がします。
D51やC57など大型機の迫力も良いけど
C56の軽快なスタイルも好きです。
構内試運転も終了
この後、本線上の習熟運転もありますが
そう休んでばかりはいられないので
本番に賭けます。
佐倉
機関庫から出て客車を迎えに行きます。
最後まで見ていると間に合わないので
撮影場所へ移動しましょう。
あやめ 佐倉~酒々井
ポニーが駆ける
佐倉~酒々井間には軽い峠がありますが
12系6両を牽いたC56160は
軽々と駆け抜けていきました。
DE10 続行
そして直後にDE10が追いかけていきます。
C56が牽くときは単独で、折り返しは
DE10を連結して後ろにC56をぶら下げて、
というパターンでの運転でした。
DE10牽引 佐倉~酒々井
最後尾にC56160が連結されています。
DE10の牽く12系も今見るとかっこいい。
当時は当たり前すぎて
なんとも思わなかったけど…
酒々井~佐倉
成田で折返してきました。
真正面から撮るとヘッドマークが目立つ。
毎日新聞社の何かの記念事業なので
しょうがないけど目立つなあ…(モロ)
もうちょっとかっこいいデザインを
考えて欲しかったところですが。
毎日新聞の読者ではないので
タダ見させてもらってもんくは言えません。
パソコン操作でモノクロにしてみましたが
やっぱり目立ちます。
113系 姉ヶ崎~五井
183系 さざなみ
C56毎日号
子どもはたぶん鉄ちゃんのお供です。
鉄ちゃんが写り込んだらブーイングですが
良いアクセントになり歓迎でした。
ここで50人くらい撮ってましたが
イベント列車の撮影は混雑して大変です。
実は小櫃川の鉄橋に行こうと思ったけど
ロケハンしたらあまり広くなかったので
あきらめてここにしたような次第です。
追いかけるDE10
DE10牽引の回送
実際は回送ではないけど
DE10が牽くと回送に見えてしまいます…
機動力と地の利を生かして
あちこちで撮りましたが…
追っかけ撮影は中途半端になってしまい
あまり良くなかった。
ビデオ撮影も併用していた頃なので
さらに中途半端です。
八幡宿付近
最終便が佐倉に戻るところ
車も楽しいし、ビデオも一眼レフも…
バリバリ鉄ちゃんだった頃の
あわただしくも楽しい2日間でした。
《鉄道車両カウントダウン》
平成の終わりまでを鉄道車両の写真で
カウントダウンしよう、と始めた企画です。
平成終了まであと277日。
ということで本日の車両は…
モ277 北勢線
本日もご乗車ありがとうございました。