こんばんは。
本日は茨城交通時代の
気動車たちをご覧ください。
現在は第三セクターの
ひたちなか海浜鉄道となっている
旧茨城交通ですが、
2008年鉄道部門を切り離す形で
三セク化されました。
事業主体はひたちなか市と茨交です。
最初に訪れたのは
1993年初夏でした。
金上~中根間は周囲も開けていて
いくらでもアングルがあります。
田んぼの中を行くシーン、
林の中や畑の脇などなど…
ただ、何枚か撮るうちに
同じような写真がたまっていきます。
田んぼを最大限広く撮りたいと思ううち
向かい側の丘の上にガードレールを発見。
そのカットがこちらです。
どうです、雄大でしょう?
午前中を遊んだ後、
車両基地のある那珂湊へ移動しました。
中根から乗りましたが、
どこまでがホームなのか境目が判らない
というより境目が存在しない駅でした。
小さな待合室がひとつあるのみ、
車掌からキップを購入しました。
那珂湊に到着
左が乗ってきた下り列車、
右は上り交換列車。
上りが出発していく(左端)
那珂湊は本社もある最大の駅です。
車両基地はホームから見放題。
この時動いていたのは
キハ201+キハ204とキハ221+キハ222の
2本でした。
1980年代前半に貨物が廃止され、
金上の列車交換も廃止された結果、
那珂湊のみで交換する2列車運用の態勢が
固定されてからは気動車もダブつきぎみ。
構内にいたのはキハ2004+キハ2005
キハ113+キハ223、キハ111+キハ112、
キハ202+キハ203です。
一度に稼動するのは2編成ですが
現役は6編成もありました。
まだキハ3710は投入されていません。
気動車たちのルーツを
簡単に紹介しましょう。
キハ111~113 元国鉄キハ11
真岡線で走っていたものの払い下げです。
キハ201~204
国鉄キハ20→鹿島臨海鉄道を経て入線。
鹿島臨海時代にライトの位置が窓の下に
改造されています。
キハ221~223 元羽幌炭鉱鉄道のキハ22
自社発注ですがほぼ国鉄キハ22と同型。
キハ2004、2005 留萌鉄道出身。
こちらもほぼキハ22です。
構内の一番奥に湘南顔が2両見えたので
改札を出て行ってみました。
ケハ601 新潟鉄工所製です。
日本初のステンレス製気動車です。
キハ1003 こちらは元留萌鉄道です。
この2両は残念ながらすでに廃車でした。
車庫の中から機関車が顔を出しています。
ケキ102 新潟鉄工所製35トン機です。
津軽鉄道のものと同型です。
踏切から見た全景
では再び沿線での撮影に戻ります。
中根~那珂湊
那珂湊から中根まで沿線を撮り歩きます。
オーバーパスの陸橋から見下ろし、
3本撮ったところで中根に戻りました。
今度は中根~金上間の林で撮影。
けっこう繁っている所もあり
見方によっては山深い感じで
撮ることも可能です。
走行する車両のバラエティは
あまりありませんが、
1日たっぷり楽しめました。
次回はその後の茨交についてです。
本日もご乗車ありがとうございました。
ところで今日は4月6日です。
来年4月末でいよいよ平成も終りですね。
今日も含めて残り390日。
ということで、手持ちの写真を使って
カウントダウンをしてみようと思います。
題して鉄道車両カウントダウン。
本日の写真はC58390
加悦SL広場に保存されています。