こんばんは。
朝、小野田線を撮影したその足で
山口線にまわりました。
1日に2つのテーマを撮影できるなんて
とても効率的でした。
車で鉄ちゃん、ならではです。
山口線は、仁保・篠目間に峠があるので
下り列車は峠の手前
宮野・仁保間で撮影しました。
撮影日は1993.5.4 連休中なので
キハ181系の「おき」も増結していますが
キハ181は全長の1/3くらい機械室なので
たいして座席数は増えませんね。
見慣れた国鉄特急色ですが
今となっては懐かしいカラーリングです。
キハ40の普通は広島色です。
上り列車は峠の向こう側で撮ることにします。
篠目駅です。
腕木信号機がまだ現役でした。
給水塔はタンクが消えうせ、土台だけが残ります。
出て行く普通列車3連は、前2両はキハ53です。
車体の裾が絞られていません。
篠目を発車した上り列車は
峠の勾配に挑むことになります。
それでは撮影場所に移動しましょう。
この場所は篠目駅から5・600mほど。
駅を出た列車が峠を目指して
加速、力行するところです。
駅寄りの踏切のところに1人、
自分よりも後、谷の奥に2人登って行きました。
ここは自分1人だけです。
連休中なのに4人だけとは、
あまり人気のない場所だったみたいです。
車での撮影行なのでカメラ2台に三脚も有り。
フル装備です。
土手の斜面1段下に三脚を立て、
ワインダー付のCanon A1を載せます。
200mmを縦位置にセット
エアレリーズ5mを引きます。
自分は土手の天場で35mmを付けたF1で。
これで2種類のアングルで撮れます。
広島支社色の緑のキハ58系急行が通過。
次はC57の山口号です。
風景の中を行くSLと
望遠で迫力の姿を切取ったSL。
好みが分かれるところですが、
三脚と延長レリーズのおかげで
両方撮ることができました。
おいしい撮影です。
最後尾を振り返ると鈴なりの乗客。
あまり乗り出すと頭ぶつけるよ!
本日もご乗車ありがとうございました。
ほら!
あーっ!!
後ろに見えるのは自動信号じゃないか!
さっき腕木信号機が現役だって言ったのに。
うそつきだなあ。。。
JR西日本の資料を調べたら、
山口線のCTC化は1983年だそうです。
なんだ10年も前に自動化されていたのね。
篠目駅構内の腕木信号機は飾りだったのか。
たいへん失礼しましたー。


















