こんばんは。
ちょっと間があいてしまいました。
コンスタントにブログを更新するということは
なかなかむずかしくて、
毎日更新されている方はどのようにして
モチベーションを保っているのか・・・
自分はまだまだ修行が足りないようです。
さて、本日は・・・
小野田線のクモハ42にご乗車いただきましょう。
山口県の先っぽに近い小野田線の
さらに外れの盲腸線の本山支線で
1日に10往復くらい走っていました。
それも朝・夕限定で。
なんという撮りにくい電車でしょう。
結論から申せば、
車で野宿して朝1番から5往復をショット。
その後大急ぎで山口線にまわり
C57を撮影する、というスケジュールでした。
撮影日は1993年5月4日です。
前夜は中国自動車道のパーキングで野宿し
暗いうちに出発して浜河内で初めて
クモハ42にお目にかかりました。
色が暗いのでなかなか露出が難しく
オートで撮ると車体が明るくなってしまいます。
このとき使っていたのは
Canon F1 でしたのでマニュアルなので
心配いりませんが、現在のデジタルと異なり
フィルムを現像するまで結果を見れず
確認してやり直すこともできないので
緊張感を持って撮影していました。
終点の本山方面に向かうと視界が開け
田んぼの中を走ります。
しかし、茫洋としていてまとめるのが難しく
いい写真は撮れませんでした。
雀田→浜河内→長門本山と2駅しかないので
朝の2時間ほどでちょうど良かったのかも。
あまり達成感がないまま
終点の長門本山に着いてしまいました。
線路は海に突っ込む一歩手前で途切れます。
この位置から後ろを振り返れば
護岸ごしに海の向こうに九州が見えました。
ひとつ白状すると、
かなり田舎っぽく撮ってきましたが、
じつは沿線はけっこう建て込んでいて
ほら、団地や家もこんなにいっぱいです。
写真ってインチキですよね。
走行中のクモハ42には乗れませんでしたが
折り返しの間合いにちょっと覗いてみました。
木の床に木の座席、網棚は本当に網です。
とても乗りたくなりましたが、
残念ながらこれが朝の最終です。
乗っていってしまうと夕方まで戻れません。
楽しみはまたの機会に残して線路際に移動。
後ろ髪を引かれる思いでしたが
上りを見送り、
この後はC57を撮るため
山口線を目指して車を転がしました。
本日もご乗車ありがとうございました。
















