慣性と万有引力の法則を超えた男
僕は、幼~小~中の8年間、なんら迷うことなく
「坂出市立東部」シリーズで通しましたの。
もちろん、ずーっと家から徒歩通学やったわけで、
自転車通学や列車通学にめちゃめちゃ憧れてまして、
「わはは、高校に入ったらチャリ通しまんねん!」
…となぜか関西弁でずっと思ってたわけです。
が。
甘かった甘かった(゚_゚i)
自転車通学が許されるのは高校から1.5Km圏内で、
僕の自宅はわずかに円の内側でしてん(T_T)
憧れの自転車通学も連射通学もな~し。
えーんえんえん(T_T)
そんな列車通学で、こんなエピソードがあった。
今でこそJR予讃線は、ま~立派に高架化されて
坂出駅もかっちょえー建物に変わっちゃったけど、
当時は国鉄予讃線。
住宅地の間をわっせわっせがたんがたん走り抜け、
宇多津方面からくる上りのディーゼル汽車は、
駅の手前の緩やかな左カーブを抜けると、
坂高、坂商、坂出一高、附属坂出中学の生徒が
どかどか通る踏切を通って坂出駅ホームに…
とゆー流れでしてん。
坂出高校の3年生の時、僕はいっちょまえながら
放送部の部長さんやってとりまして、
2こ下に、T君とゆー実にユニークな部員がいた。
ミョーに冷めてて、人を小馬鹿にするタイプ。
顧問の先生や女子部員、他の部の生徒と、
いろいろトラブルを起こしかけたりはしたけど、
ただ、本質的にはすごく真面目で正直なのよね。
僕は彼のことが心配で仕方なかった( ̄_ ̄ i)
ちょっと「ぼ~」っとするところがあった上に、
宇多津から通学してくる列車でいつも、
デッキの部分に乗ってる…って話を聞いたから。
「な、汽車はいつもどのへんに乗っとるん?」
「駅が近づいてきたら、デッキに移ります」
「デッキ?」
「デッキです」
「デッキかーσ(^_^;)」
車両と車両の間には外に出られるデッキがあって、
走行中に居ても、咎められることもなかったのね。
「それは最も乗ってはいけない場所ではないかと」
「そですか?」
「危ないではないですか( ̄_ ̄)」
「危ないでしょうか?」
「危ないです。とても危ない。すごく危ない」
「でも、降りる前はデッキにいると楽なんですよ」
「( ̄_ ̄)んー。君はぼ~っとしてるからなあ…」
「そーですか?」
「そーです( ̄^ ̄)」
「そーですか」
僕はがちがちの(ボケボケの)文系やったわけですが、
ここはニュートン的理論をあーだこーだ駆使して
T君のための正しいデッキの乗り方を考案した。
「ではではT君、デッキの乗り方を伝授しましょう」
「よろしくお願いしますです」
「国鉄予讃線は、駅の前で左カーブをしてますね」
「はいはい」
「そーすると、遠心力はどっちに働きますかい?」
「進行方向に向かって右です」
「正解です。そこでT君、デッキは左側にしなさい」
「なるほど。転んでも車内側ってことですね」
「そーなのですそーなのです。これが科学なのです」
「わかりました」
それから半年後。
T君が通学中の列車のデッキから見事に落ちて、
線路に転がる…とゆー事故が発生した。゚(T^T)゚。
何日か休んで、包帯ぐるぐるで登校してきたT君。
「だいじょうぶ?」
「だいじょうぶではないです」
「そりゃ、見りゃ分かる(^_^;)」
「全治3週間です」
「わちゃー。…で、なんで落っこちたん?」
「分かりません。でも、左側のデッキにいました」
「( ̄_ ̄;)あらま。遠心力より、重力に負けたの?」
「ニュートンに負けました」
「( ̄_ ̄;)か、科学的だわっ」
ほどなく、T君のあだ名は「りんご」に決定。
「坂出市立東部」シリーズで通しましたの。
もちろん、ずーっと家から徒歩通学やったわけで、
自転車通学や列車通学にめちゃめちゃ憧れてまして、
「わはは、高校に入ったらチャリ通しまんねん!」
…となぜか関西弁でずっと思ってたわけです。
が。
甘かった甘かった(゚_゚i)
自転車通学が許されるのは高校から1.5Km圏内で、
僕の自宅はわずかに円の内側でしてん(T_T)
憧れの自転車通学も連射通学もな~し。
えーんえんえん(T_T)
そんな列車通学で、こんなエピソードがあった。
今でこそJR予讃線は、ま~立派に高架化されて
坂出駅もかっちょえー建物に変わっちゃったけど、
当時は国鉄予讃線。
住宅地の間をわっせわっせがたんがたん走り抜け、
宇多津方面からくる上りのディーゼル汽車は、
駅の手前の緩やかな左カーブを抜けると、
坂高、坂商、坂出一高、附属坂出中学の生徒が
どかどか通る踏切を通って坂出駅ホームに…
とゆー流れでしてん。
坂出高校の3年生の時、僕はいっちょまえながら
放送部の部長さんやってとりまして、
2こ下に、T君とゆー実にユニークな部員がいた。
ミョーに冷めてて、人を小馬鹿にするタイプ。
顧問の先生や女子部員、他の部の生徒と、
いろいろトラブルを起こしかけたりはしたけど、
ただ、本質的にはすごく真面目で正直なのよね。
僕は彼のことが心配で仕方なかった( ̄_ ̄ i)
ちょっと「ぼ~」っとするところがあった上に、
宇多津から通学してくる列車でいつも、
デッキの部分に乗ってる…って話を聞いたから。
「な、汽車はいつもどのへんに乗っとるん?」
「駅が近づいてきたら、デッキに移ります」
「デッキ?」
「デッキです」
「デッキかーσ(^_^;)」
車両と車両の間には外に出られるデッキがあって、
走行中に居ても、咎められることもなかったのね。
「それは最も乗ってはいけない場所ではないかと」
「そですか?」
「危ないではないですか( ̄_ ̄)」
「危ないでしょうか?」
「危ないです。とても危ない。すごく危ない」
「でも、降りる前はデッキにいると楽なんですよ」
「( ̄_ ̄)んー。君はぼ~っとしてるからなあ…」
「そーですか?」
「そーです( ̄^ ̄)」
「そーですか」
僕はがちがちの(ボケボケの)文系やったわけですが、
ここはニュートン的理論をあーだこーだ駆使して
T君のための正しいデッキの乗り方を考案した。
「ではではT君、デッキの乗り方を伝授しましょう」
「よろしくお願いしますです」
「国鉄予讃線は、駅の前で左カーブをしてますね」
「はいはい」
「そーすると、遠心力はどっちに働きますかい?」
「進行方向に向かって右です」
「正解です。そこでT君、デッキは左側にしなさい」
「なるほど。転んでも車内側ってことですね」
「そーなのですそーなのです。これが科学なのです」
「わかりました」
それから半年後。
T君が通学中の列車のデッキから見事に落ちて、
線路に転がる…とゆー事故が発生した。゚(T^T)゚。
何日か休んで、包帯ぐるぐるで登校してきたT君。
「だいじょうぶ?」
「だいじょうぶではないです」
「そりゃ、見りゃ分かる(^_^;)」
「全治3週間です」
「わちゃー。…で、なんで落っこちたん?」
「分かりません。でも、左側のデッキにいました」
「( ̄_ ̄;)あらま。遠心力より、重力に負けたの?」
「ニュートンに負けました」
「( ̄_ ̄;)か、科学的だわっ」
ほどなく、T君のあだ名は「りんご」に決定。