Origins 第八話 ~地域で子育て | ビジネスを加速させる占星術

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のもゆみです。

どうやら昨日私は、

軽い熱中症だったようです・・・^^;

身体のダルさと軽い眩暈があって、

経口補水液が、おいしかった!!!


9月ということに油断し、

自転車で遠出したのがまずかったか・・・


今日は午前中、ドゥーラ協会の方々と打ち合わせがあったのですが。

お二人と熱くお話していたら、

熱中症はどこかにふっとんでいってしまいました(笑)

話すは、放すなんだと、改めて。


打ち合わせで感じたことも書きたいところですが、

Originsの続きを先にしたいと思います。


**************

私は、家庭にいろいろあったことや、

家が土日も営業の商売をしていたこともあって、

家族だけでなく、たくさんの人に関わってもらって、育った。


普段は家に鍵もかけないような田舎ということもあり、

私は小さいころは、しょっちゅう、通称「うしろ」と呼んでいた、

実家の隣の家に遊びに行っていた。

(実家の後ろ側の家なので「うしろ」なのだ)

遊びに行っていた、というよりは、

入り浸っていた、というほうが、近いかも知れない。


その家には、

おじさん、おばさんと、その4人の娘が暮らしており、

犬と、猫もいた。

家業は、専業農家。

私は、おじさん、おばさんを、娘たち同様、

「お父ちゃん」「お母ちゃん」と呼んで、まるで

歳の離れた5番目の娘のようだったと思う。


夕飯をうしろでよばれる(ご馳走になる、茨城の方言かな)ことは

しょっちゅうで、

お風呂に入ったり、買い物について行ったり・・・

敷地が隣接しているくらいの近所なので、

お泊りすることはなかったのだが、

セカンドハウスというか、本当に勝手知ったるなんとやらだった。


うしろ以外にも、

祖母の友達の住む、老夫婦の家にも、

よく遊びに行った。

祖母がいないとき、その家の急須を割ってしまって、

それが祖母にバレないか、ひやひやしたり。

(結局、バレたけど)


近所の中学生くらいのお姉ちゃんが、

いわゆるシッターとして、遊びに来てくれたこともあった。

お姉さんが遊んでくれるのって、やっぱりうれしくて、

「帰っちゃやだ~~」と泣いたことを覚えている。


私は二年保育の幼稚園に通ったので、

三歳神話どころか、四歳まで家にいたんだなあ、と思う。

でも決して、家族だけに育てられたのではなく、

地域のたくさんの人が関わってくれて、私は育った。


それって本当に豊かなことだったんだなあと、今にして思う。


ドゥーラ養成に関わることになったのも、

子どものときに私がしてもらったことの、「恩送り」なのかもしれない。


孤独な子育てをしている女性を支えるドゥーラ。


私はこどもの立場で、地域の人たちから関わってもらった。

対象者や、アプローチは違うけれど、

ドゥーラがやることも、本質的には同じものだと思っている。


こどもが健やかな育ちを多くの人に見守られるように、

母となった女性もまた、沢山の人の手を借りて、母となっていく。


そんな優しい循環が、

当たり前の世の中になりますように。