Origins 第一話 ~母のこと | ビジネスを加速させる占星術

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光と闇を知り、突き抜ける方法

ついにスタートの新連載「Origins」。

今宵、満月。

満月から新月に進むときは、手放しのパワー。

私の34年間を振り返り、

これからも持っていきたいもの、そうでないものを選択、

更にパワーアップした私になって、

もっともっと世の中のお役に立てるために。

この連載をはじめます。

【母となってはたらく物語】のほうは、

ここ3年くらいの振り返りだったので、

出来るだけその時に起きたこと、感じたこと、考えたこと、を

忠実に描写していました。

今回はだいぶ古い記憶まで引っ張り出すので、

そのときの出来事に対して、

今思えばどんな意味があったのか、とか、

今こんな風に感じている、

という書き方が主になるかとおもいます。

まあ、始めてみないとわかりませんが。


なにはともあれ、新連載「Origins」スタートです!!


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私は、

1977年9月21日、茨城県水戸市で産声を上げました。

理容師の父と、母は・・・

母は、生後5か月の時に亡くなっているので、

私の記憶には残っていません。

母が写っている写真は、

母方の親戚が持って行ってしまったとかで、

画像でも、見たことがないのです。


5歳の時に父が再婚、育ての母がやってきたので、

子どもながらに、産みの母のことを話題にするのはタブーだと思い、

母がどんな人だったのか、

いまだに誰にも訊いたことがない。


私が父性が強いとよく言われるのは、

産みの母から手渡されているはずの遺伝子を

受け取りそびれているからだと思う。


今、私がここにいるのは、

母がいてくれたからで、

確実に、半分は母の血を受け継いでいるのは間違いない。


もう少し大人になったら、父に母のことを尋ねてみよう。


そう思いながら生きて、

もうすぐ35歳になってしまう。


父もずいぶん年老いた。

「俺は苦労してきたから長生きできない」と口癖のように言っている。


「ゆみこちゃんはお父さん似だね」

とたくさんの人たちから言われてきたけれど。


きっと母のことを知る人が見たら、

母のかけらが、どこかにあるのかもしれない。


私が前職で、亡くなった方を悼むものを扱っていたのは、

母へのレクイエムだったようにも思う。


今、私がここにいるのは、

母がいてくれたからで、

確実に、半分は母の血を受け継いでいるのは間違いない。


私もずいぶん大人になった。

そろそろ「母のことを知る」という

未完の宿題に手を付けるときなのかもしれない。


それは私の大事なoriginのひとつなのだから。


続く

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