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学びながら呑みログ

酒場で学び、酒を楽しむ。
呑んでいる酒を楽しく学ぶブログ



酒呑み比べ カップ酒の呑み比べ(前編)

カップ酒のイメージといえば、自販機やコンビニで、「気軽に酒が呑めればいい」というかんじだ。日本酒が多いので、「カップ酒」「日本酒」「よっぱらい」、そして保管状態も良くないので「旨くない」というかんじだ。

カップ酒は、日本酒の悪いイメージの象徴だった。

数年前にカップ酒のブームがあって、専門の酒場があったが、最近、小さな酒蔵が、おしゃれなカップでカップ酒を出して再びブームになっている。ガラスカップ以外の、割れにくい、再栓のかんたんなアルミボトルが出てきたり、乙類焼酎のカップやワインのミニボトルが出てきたり、いつでも、どこでも、色々な酒が気軽に呑めるようになった。

呑みきりで、旅行や出張、観戦や宴会などで気軽に酒が呑める優れたカップ酒。優れたところが、ようやく認められた。

カップ酒は、1964年に、灘五郷の酒蔵・大関の出した「ワンカップ大関」が始まり。「ワンカップ」は1合瓶という意で、登録商標だ。酒場で呑むコップ酒をそのまま商品にしようという考え。その後に、他のメーカーもカップ酒を出したが、大関のほぼ寡占市場。最盛期は年間1億本以上も売れたという。

その「ワンカップ」を作った大関は、1711年創業。日本酒は、オヤジが立ち呑み屋でコップで呑む安い酒というイメージだった。そのイメージを拭おうと考えた。コンセプトは、若者に街中でかっこよく呑んでもらう酒。だからロゴデザインも、カップデザインもこだわった。酒質もこだわった。だが、結果はオヤジが喜んで呑んだ。呑んで1億本も売れた(笑)。

再びブームになっている。大関の考えたコンセプトどおりに。自慢の酒を知ってもらおうと、呑んでもらおうと、味わってもらおうと、小さな酒蔵がカップ酒で出している。色々な純米酒や吟醸酒が気軽に呑める。コンビニも、保管状態を良くして、ブームを支えている。

ぜひ、今晩はカップ酒を。


酒呑み比べ 島根・青砥酒­造

かつて出雲国のあった安芸にある青砥酒­造は、1895年創業。まだ歴史はそんなにない。歴史のある町で始まった、これから歴史を作っていく酒蔵だ。

蔵元当代の新しく作った主銘柄で、雫取り、木槽搾り、無濾過、無加水にこだわった銘柄「蒼斗七星」。創業以来の、これまでの主銘柄「ほろ酔い」。「ゲゲゲの女房」の著者・武良布枝の地元ということで作った銘柄「ゲゲゲの夫婦酒」がある。

青砥酒­造は、米作りも酒作りもこだわって、酒瓶もこだわってる。

当代は、東京でモデル経験後に、家業の酒蔵を継いだ異色の蔵元。これから日本酒をどうやって作るか、どうやって売るか。これまでの作り方、売り方に縛られることなく、新しい感性で、新しい日本酒を作っている。

島根の酒は芳醇辛口が多いが、「蒼斗七星」は淡麗辛口。時代とともに日本酒も変わっていく。これまでの芳醇辛口の「ほろ酔い」と、これからの淡麗辛口の「蒼斗七星」。どちらを好むかは、呑む人しだい。

ぜひ。

呑み比べた3本
ほろ酔いだんだん 生貯蔵酒・本醸造
Alc:16~17・酒度:?・精米歩合:65%(五百万石)
蒼斗七星 木槽搾り・特別純米
Alc:16~17・酒度:?・精米歩合:65%(佐香錦)
蒼斗七星 木槽搾り・純米吟醸
Alc:16~17・酒度:?・精米歩合:58%(佐香錦)

「佐香錦」は、「山田錦」が島根では栽培に適さないために、20年の研究、開発のすえにできた島根地産の酒米。島根の酒神を奉る佐香神社(別名松尾神社)が由来。澄んだ香りと、酸味のある淡麗辛口な味わい。「蒼斗七星」は、この「佐香錦」の旨味をひきたてる酒だ。
好きやねん

学びながら呑みログ キンミヤ焼酎の件(後編)

宮崎本店の創業は1846年。当時はかすとり焼酎やみりんを作っていた。その後に地産のサツマイモで芋焼酎などの乙類焼酎、そして甲類焼酎、清酒を作る。

伊勢湾を臨む三重は、山々を超える関西より、太平洋の黒潮にのって関東への海洋輸送のほうが早くて、安かった。宮崎本店の商圏も、ほとんどが関東だったという。

関東を商圏とする宮崎本店。だが、清酒「宮の雪」は関西で有名だ。なぜか。

「宮の雪」は1951年発売。宮崎本店は、実は酵母培養技術も有名だ。その技術力で作った「宮の雪」と営業力で、つぎは商圏を関西に広げる。多数受賞歴もあり、安い、そして旨い「宮の雪」は関西の大衆酒場で愛される酒となる。

「宮の雪」は合成清酒から清酒まで。清酒も大吟醸酒、純米酒、普通酒と安価から高価まである。懐にあった「宮の雪」を呑む。そのへんが愛されている理由だ。

現在、宮崎本店は、甲類焼酎「亀甲宮焼酎」、清酒「宮の雪」以外に、乙類焼酎で、麦焼酎「亀甲宮」、「久寿」、「麦の一滴」、米焼酎「時乃刻印」、めずらしいゴボウ焼酎「白髭」、ホワイトリカー「ホワイトパンチ」、本みりん「亀甲宮」、ウイスキー「サンピースウイスキー」がある。総合酒類の酒蔵だ。

オススメは「亀甲宮バラエティセット」で、甲類焼酎、乙類焼酎、本みりんの「金宮」セット。そして「シャリキンパウチ」。かんたんにシャリキン(凍った金宮)を作れる。そして「金宮」の徳用の「好きやねん」。セカンドブランドでも内容は同じ「亀甲宮焼酎」だ。

「金宮」「好きやねん」にはアルコール20度と25度の2種がある。他のメーカーの焼酎も同じ。地方、地域によって高め、低めの好みがあるらしい。基本は25度で、高すぎるということで、20度を作った。どちらも水を加えて整えてるので、度数の違いだけ。価格はちょっと違う。関東では25度が主流。同じ蒸留酒のウイスキーも40度と43度の2種がある。ちなみに「シャリキンパウチ」はシャリキンの研究結果で20度のみとなったらしい。

「金宮」の湯割りも勧める。まず温めたグラスに、温めた軟水を入れる。少しずつ「金宮」を注ぐ。乙類焼酎もそうだが、焼酎は後から入れたほうが旨い。ぜひ。

かすとり焼酎:日本酒の酒粕で作った焼酎。「粕取り」が語源。ちょっとクセがある。戦後の「カストリ焼酎」は酒粕、もしくはなにかのカスで作った粗悪な密造焼酎。まったく違うので。

三倍増醸清酒:戦後の米不足から、醸造アルコールや色々なものを混ぜて薄めて作った日本酒。醸造アルコールといっても原料はわからない。3倍くらいになるのでこう呼ぶ。
パウチ

学びながら呑みログ キンミヤ焼酎の件(前編)

三重の酒蔵、宮崎本店の甲類焼酎。正しくは「亀甲宮焼酎」だが、ラベルに金字で亀甲紋に「宮」と書かれているので「金宮」。「キンミヤ」と呼ばれている。今はオフィシャルも「キンミヤ焼酎」となっている。

関東の大衆酒場で愛されている甲類焼酎だ。三重の近隣の関西ではなく、関東で愛されている。なぜか。

関東大震災時、全国の酒蔵が関東の酒問屋に慌て代金回収に走るなかで、宮崎本店は回収はいっさいせず、本来商品を運ぶ廻船に食料を積んで届けた。元々、宮崎本店の商圏は関東だったので、その美談は取引先の酒問屋から広がったという。その後に、宮崎本店が甲類焼酎(のちの金宮)を作り始める。その旨さもあるが、酒問屋が各酒場に勧めた。

その美談は宮崎本店にも語り継がれて、阪神大震災時も社員みずから動いたという。

「亀甲宮焼酎」は1930年発売。当時の焼酎は、乙類焼酎が主流で、甲類焼酎は売れなかった。宮崎本店も地産のサツマイモで芋焼酎を作っていた。だが、宮崎本店は連続式蒸留機を買い入れて甲類焼酎を作り始める。なぜか。

数年後。戦時統制で、乙類焼酎を作るための原料も統制。乙類焼酎も清酒も作れなくなった。戦後、カストリ焼酎、三倍増醸清酒が酒屋、酒場に並ぶようになる。宮崎本店の予見は当たる。

安い、そして旨い「亀甲宮焼酎」は関東の大衆酒場で愛される酒となる。

関西では「亀甲宮焼酎」より、「宮の雪」という銘の清酒のほうが有名だ。なぜか。

酒呑み散歩 神田・升亀

神田で呑み歩く。

ガード下の「馬力」で呑んで、隣の「大越」で呑んで、歩いて5歩くらいの、隣の「升亀」で呑む。揚げものの旨い大衆酒場だ。

客はけっこう入ってるが、妙な静け。琴の調を聞きながら、ホッピーセット380円とナカ280円をひとつずつ頼む。はしご酒の定番。

大瓶480円。レモンサワー300円、酎ハイ280円。隣と比べるとちょっと安い。肴はとにかくボリュームがある。

40年も続いた「升亀」は2013年12月に閉店とのこと。「升亀」の閉店理由は知らないが。神田の大衆酒場の、神田酒場の名店がなくなる。

神田は再開発中だ。

徳川幕府から、日本の政治、経済、文化の中心であり、三権の中心である千代田区。皇居もある。その中心の中心を囲むように、神田界隈には中小の会社が集まっている。

神田は、開府に合わせて、徳川家に従ってきた三河国の職人、商人の移り住んだ城下町だ。未だ古き町並を残している。そのためか、都心としては物価も安い。周辺会社のサラリーマンを目当に安い大衆酒場も多く、夜になるとたくさんの酒好きが集う。遠方からも酒好きが集う。まさしく庶民ための大衆酒場。

ちなみに昔はサラリーマンを目当に売春や消費者金融の店も多かった。

神田は、日本の中心の中央区でありながら、大衆酒場も多い。酒好きには嬉しいところだ。だが、その一方で、神田に住む住人、千代田区には嬉しくないところもある。

千代田区の夜間人口は昼間人口の1/20しかない。つまり住んでる人が少ない。神田は、少子高齢化、人口減少化によるコミュニティの停滞に悩んでいる。また、JR、東京メトロの神田駅の乗降客も、交通利便を考えてもとても少ない。通勤と酒好き以外に人の集まらない街。

そういう現状をなんとかしようと、現在再開発が進んでいる。過去の再開発と違うのは、鉄道会社などの企業ではなく、地域主導の再開発。地域活性を目的に、官民、地域が一緒になって再開発を進めている。

住宅街が壊されてビルが建ち、商店街がなくなって商業施設ができる。駅前も整備が進んでいる。街の風景は変わっていく。

「升亀」の閉店理由は知らないが。

神田の大衆酒場を、神田酒場を楽しめるのは、今しかない。ぜひ。
クエン酸

学びながら呑みログ お疲れさんにクエン酸の件


最近、よく見る「お疲れさんにクエン酸サワー」を加賀屋で呑む。「お疲れさんにクエン酸」はスター食品工業の出してる健康飲料。

クエン酸はウメ、レモンなどの柑橘類に含まれる有機化合物。すっぱいという酸味はクエン酸に因る。心身の疲労回復に効く。

スター食品工業は、ラムネなどの清涼飲料メーカー。業務用飲料で業績を伸ばして、健康補助飲料として「お疲れさんにクエン酸」を発売。この商品が割りもの(割材)でヒット。本来は希釈で呑むものだったが、業務提携で、「バイス」で有名なコダマ飲料のコダマサワーのフレーバーに加わった。すでに希釈、炭酸が入ってるので、焼酎を割るだけ。サワーにカットレモンを添えるように、クエン酸は酒の旨味を引き出す。焼酎以外にウイスキー、ビールでもいい。他に原液を牛乳で割るとヨーグルトドリンクに感じる。

原料は、原液は糖類(果糖ぶどう糖液糖・砂糖)、食塩、クエン酸、クエン酸Na、香料、ビタミンC、乳酸カルシウム、甘味料(ステビア)、塩化カリウム、硫酸マグネシウム、保存料(安息香酸Na・ブチルパラベン)。クエン酸以外に、意外と色々と入っている。

ウコンや青汁のように健康飲料で焼酎を割る。呑み過ぎたら体に良いのか悪いのか、そんなかんじ。

でわ。

スター食品は、その後に健康飲料の呑むヒアルロン酸「ヒアルロンビューティー2400」を出した。しばらくすると割りものになるかもしれない(笑)。

酒呑み散歩 浅草・髙橋(後編)

浅草のホッピー通りにある「髙橋」で、クジラを食べる。

平日昼間だが、たくさんの観光客で賑わう。ちょっと不思議なかんじ。

スタッフに、片言の日本語でモヒートを勧められる。

最近、よく見かけるモヒート。元来はラムベースのカクテル。アレンジが多く、酒場によってレシピは変わる。メーカーが、ハイボールの次のブームに考えているらしい。浅草の酒場で呑めるとは。

ホッピー通りで「バイスサワー」とモヒートを呑む(笑)。よし、肴はクジラの竜田揚げを食べよう。

バイスサワー400円、モヒート450円。クジラのベーコン650円、竜田揚げ650円。酔う前に予算オーバー。

店内を見わたす。中生600円、ホッピーセット450円、サワー&ハイボ400円と、ふつうの大衆酒場に比べると、ちょっと高い。さきほどの酒場も似た価格。いわゆる観光地価格。

せっかく観光に来たんだから、有名なモノを食べて、有名なモノを呑んで。満足。そんなかんじ。観光地の土産屋。祭の露店。日本一の電波塔の売店。超有名な遊園地のレストラン。

まあ、そんなかんじ。たまには。

でわ。


酒呑み散歩 神田・大越

神田で呑み歩く。

ガード下の「馬力」で呑んで、歩いて5歩くらいの、隣の「大越」で呑む。創業50年も続いている、魚介の旨い大衆酒場だ。

うるさいというより、賑やか。初めての酒場でも、わかる。居心地の良さ、まさしく「居酒屋」だ。

大瓶500円。サワー350円、ハイボ&酎ハイ300円。とりあえずはホッピーセット550円とナカ300円をひとつずつ頼む。

ホッピービバレッジの勧める「ホッピー」の旨い呑み方は別として、酒場での呑み方は、氷と焼酎の入ったジョッキ、そして「ホッピー」のホッピーセット。できればジョッキも焼酎もホッピーも冷えてると嬉しいが、そのへんは酒場の良心次第。3つとも冷えてないと、溶けていく氷を見ながらホッピーを注ぐ。ホッピーが余るので、おかわり焼酎を頼む。溶けた氷の上に氷と焼酎を入れる。またまたホッピーが余るので、おかわり焼酎を頼む。ふつうは3杯も呑めると喜ぶが、酔う前に胃はどぶどぶに。こういう酒場は悲しい。

大衆酒場は、氷の入った、冷えたジョッキに焼酎をなみなみと入れる。スタッフが「サービスね」という顔で、冷えたホッピーとともに置く。「ホッピーの焼酎割り」のよう。ホッピーが余るので、おかわり焼酎を頼む。また、スタッフが「わかったよ」という顔で、氷を捨て、新しい氷と、さらになみなみと焼酎を入れる。3杯は呑めると喜ぶが、もうぐでんぐでんに。こういう酒場は嬉しい。

客と店が良い居心地を醸す。初めての酒場は客筋を見ればわかる。良い店は良い客を呼ぶ。良い店に入ったら良い客であろうと学ぶ。学ぼうとしない客は入れない。「居酒屋」は、ただ楽しく呑む処ではなく、呑みながら楽しく学ぶ処だ。

「大越」では「ハイリキプレーン」の1L、ジャンボチューハイが950円で呑める。呑み忘れた。次に呑もう。

ぜひ。
バイス

学びながら呑みログ バイスサワーの件

「バイスサワー」は清涼飲料メーカー、コダマ飲料の出している割りもの(割材)のひとつ。赤しその味。「梅酢」という意。だが、酢は入っていない。甲類焼酎を割って呑む、炭酸の入ってるコダマサワー、炭酸の入ってない原液がある。原液は炭酸水を混ぜて使う。

原液の原料は、リンゴ果汁、ブドウ糖果糖液糖、しそ抽出液、酸味料、香料、リン酸塩(Na)、保存料(安息香酸Na・ブチルパラペン)、赤色2号、赤色102号。ちょっと色々なものが入っている。果汁は5倍希釈時で10%と、意外と入っている。この原液1、甲類焼酎3、炭酸水6の割合で混ぜる。

「ホッピー」や、後藤商店の「ホイス」などとともに、昔の大衆酒場で呑まれていた酒。庶民は、ビールやウイスキーは高くて呑めなかったので、安い焼酎を、こういう割りもので割って呑んでいた。ビールの代わりに「ホッピー」を、ウイスキー(ハイボ)の代わりに「ホイス」を呑んでいた。また、安い焼酎は旨くなかったので、ごまかすために混ぜていた。

今は、ビールもウイスキーも安く呑めるし、焼酎も旨いし。ということで、そういう酒はなくなったと思っていた。だが、懐かしいのか、新しいのか、また呑まれているらしい。昔は業務流通のみで一般では買えなかったが、今は通販で買える。「ハイサワー」のように家呑みのためか。

最近、スター食品工業との業務提携で、コダマサワーのフレーバーに、「お疲れさんにクエン酸」が加わった。なんか、楽しい。

まあ、ぜひ。

http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11731063893.html
呑みログ コークハイではなくガラナハイ
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11730491984.html
呑み歩き ホッピー通りでバイスとクジラを
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11730940722.html
呑み歩き 酒場だけで呑めたバイス
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11750224135.html
呑み歩き 酒場でしか呑めないホイス
http://ameblo.jp/nomilog2/entry-11747462333.html
-196

家で呑みログ -196℃ ストロングゼロ(ダブルレモン)・サントリー酒類

原料:レモン・ウォッカ・酸味料・香料・ビタミンC・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)
アルコール8%・果汁:3%・分類:スピリッツ

「-196℃製法特許技術」「レモン浸漬酒使用」「糖類ゼロ」「厳選したレモン -196℃でまるごと凍結! パウダー状に粉砕して浸漬」「レモンのおいしさまるごと詰まっています」「レモン浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果汁感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!」

缶を見ると、ストロングな、ストロングなと謳っているが、いまいちわからない。
HPを見ると、外皮も含めて果実のすべてを、-196℃で瞬間凍結、粉砕。ウォッカに漬ける。そのウォッカで作ったらしい。わかった。

色々なメーカーのストロングの中で、いちばん甘くない。甘味料が、やっぱり舌に残るが、期待してなかったぶん、良かった。

ラインナップに「ドライ」も「無糖クリア」もあるが、基本原料は同じ。呑んでないので、甘味が気になるところ。呑んでみようと思っていたら、2014年1月にリニューアル。うーん、サントリーの缶チューハイは、似たような商品が多くて、いまいちわからない。

でわ。