ゆでガエル

夏に、35℃を超える猛暑日になることが普通になってしまいました。

こうやって徐々に温暖化にならされてゆくのでしょう。

そして、その先には・・・

ゆでガエルですから、言わずと知れた残念な結果が待っているのです。

前職の頃、ある大手の同業者（業界5位）が業績不振により業界1位の会社に買収されたときの取締役の方の言葉を思い出します。

「こうなることは何年も前に分かっていたがどうすることもできなかった。」

地球がこれ以上痛めつけられれば、もう恒常性を維持することはできないと分かってはいても、各国各国民は勇気と覚悟を持てないままでいます。

地球環境に関する国際会議で侃々諤々の議論はしても、地球を守る方法については各国の利害と打算により効果的な方法は分かっていても実行できない。

地球はどこの星に買ってもらうことになるのでしょうか。

これほどまでに傷ついた地球は買い手がつかないかもしれませんね。

この世は一蓮托生ですから、仕方が無いことではありますが、それぞれの個人が、地域が、国が、自己を甘やかすことと経済合理性、権利主張を少し手放して自然に対峙すれば、まだ間に合うような気がしますがどうでしょう。

もう無理だという説を唱える人も、そうではないという人も、このままでも大丈夫という人もいるようですが、どの説が正しいとかいってる前に、今の状況をしっかり認識する必要があるように思います。