昨年暮れ、パスポートの件でタイ領事館のお知らせを検索しいて、大使館からのお知らせで、
バンコク東部で狂犬病発生の注意喚起を呼び掛けていたのを見つけた。実はこの時、狂犬病の
ワクチン接種を完了したばかりで、家人から脅されていたと思っていたのだが、本当だったんだと胸を撫で下ろしたのを思い出した。下記がその時の「日本大使館からのお知らせ」である。
※Google より「日本大使館よりのお知らせ」による(写真がぼけていて申し訳ありません)
実は前回の90日レポートの提出時(10月8日)、ソンテウでバンコク銀行前まで行き、徒歩で
ソーイソニー(ロビンソン脇の道)をイミグレに向かって歩いていたところ、どこからともなく表れた犬に吠えられた。犬に吠えられたところで別段怖いとも思っていない私は歩き続けたが、
居酒屋「日本海」のあたりまで来た時、あまりにしつこいので左足を前に出し「シッ」と追い
払おうとしたのだが、ここからがスローモーションみたいな感じで目に浮かぶ、踏み出した左足の脹脛の所に何と噛みついたのである。慌てて右足で蹴ろうとしたところ、向こうも察知した
のか翻してどこかへ行ってしまった。大した傷ではないため、そのままイミグレ迄行って90日
レポートを更新して帰ったのだが、帰宅してその話をミヤさんと娘に話したところ、傷口を消毒したのちすぐに病院へ行けとか、狂犬病が心配だとか脅かされ、仕方なく翌日病院へ行った。
この日の午後外出した娘が、ソーイソニー界隈を聞きまわったらしいが、そんな犬は見たことがないと言われたらしい。(私に噛みついた犬はこんな感じの、中型犬であった。
散々脅かされて少し心配になった私は、翌日ソムデット病院へ行って狂犬病ワクチンを接種する
羽目になってしまった。実は狂犬病のワクチンを接種するのは2回目である。一度目は我家で
他人に挙げた犬に誤って歯で耳の後ろを傷つけたことがあり、その時はパヤタイに行った。
※ 参考記事 ナムジャイブログ:シャム湾の風に吹かれて
ソムデット病院は国立のため大きくてサービスはいいのだが、通訳がいないためミヤさんか娘がいなければどうにもならず、
必ず買い物がてら同伴してくれる。

この病院は既に2回入院し、半年ごとに高血圧の定期検診にも行っているのだが、今回の診察の
際に初めて薬アレルギーの有無を質問された。私自身 今迄薬アレルギーなどないと思っていたが、4~5年前に急性副鼻腔炎にかかり、パヤタイ病院へ行って診察してもらった際に、処方
された抗生物質を飲んで異常をきたしたことがあり、弱い薬を処方して貰った。
たいして費用は掛からなかったが、あと3回(最後は11月初旬)摂取しなければならないと聞かされウンザリして帰るが、帰りにミヤさんと娘が、パヤタイに寄って薬アレルギーの記録を
貰って帰ると言うので、頭が下がる思いであった。
後日通院した際にこの記録を提出することができ、有難い思いをしたことを思い出した。
この記事を読まれた方も、心当たりがある方は、是非 手元にに一通控えを保管しておくと、
万一の時に役立つと思う。


