真夜中の遊び人に会う | ぐるぐる奇譚

ぐるぐる奇譚

私におこった不思議風なお話を伝えたいと思い
書いています。読んで頂けたらうれしいです。

夜中に田んぼの水の見回りにいく。

 

田んぼの畔を歩いているとクローバーの

群生の辺りで白い虫のようなものが飛んで消えた。

えっ、あれって虫かな。そういえば、真ん中が

くびれてた。

 

あ・・・あれが妖精さんってやつか。

 

「闇の守り人」って話で主人公が月の夜に

毒で倒されたが、妖精さんが狩りをしていて

他の獣に襲われそうになって主人公が石を投げて

妖精さんを救う話があった。それみたいじゃん。

 

田んぼの畔にたくさんのクローバーが群生していて

そこを通る度、こんにちはー、きれーだねーと話かけてた。

5cmに満たない小さな光の姿だった。

 

青い光を水辺で見て、今回はちょっと大きめ5cm。

うれしかったけど、ちらリズムなのね。

田んぼにいるとちょいちょい生き物たちが驚かせてくる。

 

そして寝た。夢を見た。

 

仕事している私。仕事が終わる。

博物館の入場券を上司からもらう。

場面は次の日になるが洋服は前日のまま。

これはよくないな。紺のスーツを着ていたので

上着を脱いで雰囲気を変えてみた。

 

車で博物館に行き駐車場に入るがほぼ満杯。

それも私の嫌いなメーカーの血の色のような

赤の車ばかり。一番はじの車のギリギリを通って

奥の少し空いてる場所があったのでそこに車を停める。

 

歩いて博物館の入り口にいると職場の上司がいた。

「来ると思った」と言われて博物館に入ろうとすると

高さ2mぐらい長さ20mの門扉が建物にせまる。

真ん中に上司が挟まっている。これはまずい。

私は自分の車を門扉の間に縦に挟んだがすぐ潰れて

人たぎりぎり立てるぐらいの幅が建物と門扉の間になる。

 

目が覚める。

 

博物館の止まってる車が全部、嫌な赤の車。

色情因縁で凹む。上司が夢に出て来たことも凹む。

 

上司のことは自分で頑張って欲しい。

 

5時に目が覚めて、あと1時間眠れると

思って目を閉じたら一瞬で6時になっていた。

タイムワープだろうか。

 

田んぼに水回りでいく。

川を隔てた道に白い犬2頭が散歩していた。

その1頭が私の顔を見てびっくり。

「あんたなに?」か「なんでここに」という顔で

まばたきを忘れて見ていた。

 

見つかっちゃいましたか。

白い柴犬のような雑種でおばあちゃん犬。

かわいい、かわいいと褒めたたえて

長生きして、また来年もうちの桜見てねーって。

 

なんか、いろいろ。

 

☆☆☆☆☆

 

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あれだけの本に囲まれて暮らしたい。

 

おいしそうなお団子食べてた。