アテンドしてもらった中国人の話の続き | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
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アテンドしてもらった中国人は、日本に語学留学し大阪の会社に就職、そこで3年間勤務した。

大阪の暮らしは、気質的に中国と似ており、快適だった。
お金持ちの人に招待されて食事をしたとき、持ってるもの安く買ったと自慢する。
中国人も、偽物でない正規品を、こんなに安く買ったと自慢するので、似ていると思った。
といっても高い品を自慢するだけでなく、着ている服が?千円と安いことも自慢する。
安く買った話でたくさん話ができた。
そのころは、中国で売っている食用油の品質が悪く、中国人でも腹を下すことがあったので、帰国するときは日本の食用油をたくさん買って帰った。

その後に東京の会社に就職した。
そこで、大阪の時と同じように、お客さんと値段の話をしたら、あとから上司に、お金の話をしては失礼だからダメと注意された。大阪と東京では、そんなにちがうのかと学習した。

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これは中国人でない私の経験だが、アジアでのお金の話は、日本とはずいぶん違う。
リタイア後に海外に何度か行ったが、お金の話が好きなのは、中国、ベトナムとフィリピンだった。

ベトナムでお世話になって、自宅に招待されたとき、お土産に日本製品を持って行った時のこと、
お子さんにとG-SHOCKをプレゼントした。その子はとても喜んだが、これは日本でいくらかと尋ねた。ちょっと驚いたが、日本で?千円で買ったと答えたら、安堵した表情を浮かべて、満足感いっぱいだった。そのころはネット環境が貧弱で、検索することもできない。手にした品の価格を確認して、その価値を知ることで、満足感が向上するのだろう。
また中国に行ったとき、日本のウイスキーやフランスのブランディーをお土産に持っていった時も、値段を聞かれた。その時も、日本でいくらだったと答えたところ、うれしそうな表情だった。
値段を聞くのは、男性よりも女性で、お金の話をすると、場が盛り上がった。

品物の価値を知ることが、とても重要という国民性があることを知った。プレゼントされた品の値段を尋ねるのに、何のためらいもない。
とはいっても、お金の話が好きなのは中流のひとたちまでで、richのひととのつきあいでは、聞いたことはなかった。