同じ商品を売っている店が集まっている中国の商店街 | パーキンソン病は治るかも

パーキンソン病は治るかも

妻がパーキンソン病と診断されたのが2022年12月
完治する治療方法がない病気というので、夫である自分が治そうと決意し、自分で考えた方法を実践した記録です。
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中国やベトナムに行くと、同じ商品を売っている店が何軒もならんでいるのが不思議だった。
八百屋の隣が八百屋とか、貴金属の店がずらりと並んでいたり、電気製品の店の両隣も電気屋。
ベトナムも似ている。本屋の店先それも入り口近くで、20冊ほどの本を並べた個人売りがあったり、八百屋の店の前の歩道で、野菜を広げて売っているおばさんがいる。観察していると、店の人は、売っている人に文句を言うわけでなく、世間話らしき雰囲気で話をしている。
吉野屋のとなりに松屋とすき屋がオープンしたらどうだろうと想像すると、その違和感がわかると思う。

中国に行ったとき、アテンドしてもらった中国人に、同じ商品を売る店が並んでいるのはなぜかを尋ねた。
中国人が言うには、中国では悪い商品を買わないように、買う側が良く吟味して買わないといけない。買ってしまってから、不良品だと文句を言っても、お前が壊したと取り合ってくれない。だから、良い商品か見極めるために、隣の店でも確かめて買う必要がある。また値段も定価がないので、高いか安いかを比べる必要がある。値段を表示してない店も多く、いくらか聞いて納得したら買う。同じ商品を売っている店が遠いと比べることができないので、同じ商品を売っている店が多いところに買い物客が集まるのです。
それを聞いて、真偽不明だが、納得した。


二、三十年前のことだが、中国人留学生と話をしたとき、日本で驚いたことの一つに、丸一個のスイカを買ってきて、どれも真っ赤で甘いということ。学生寮に住んでいて初めて丸のスイカを買ってきて友達と食べたとき、真っ赤のスイカだったので、自分の目利きが自慢だった。次に友達が買ってきたときも真っ赤だった。あれ? 
中国でスイカを買うときは、スイカを何度もたたいて音と響きで、どのスイカが良いのかを選ぶのがとても大変で、切ってみてピンクのスイカだったときはがっかりするといっていた。日本の店は、買ったスイカがピンクだったら、返金してくれると言ったら、それにも感動して、中国ではそんなことはあり得ないと言ったのを思い出した。
いつ買っても、店が違っていても、どれも真っ赤というのが、とても不思議だったそうだ。どうやって真っ赤なのを選んで店に並べているのかわからないと。

私の子供のころは、スイカが着果して、ピンポン球くらいに膨らんだ頃に、竹先をペンキで色付けした棒を立てておき、大きくなって収穫時期を見極めるのに、試し切りをしていた。OKとなったら、同じ色の棒のスイカをすべて収穫する方法だった。
いまはどうやっているのだろう?
大きな集荷場には、光センサー選別機があるので、たまたま間違えて出荷されてもはじかれるだろう。