↑のつづき。

どうやら、
シュメール神話の豊穣の女神『イナンナ』は
まだまだ多くの名を持っていたようだ。


豊穣の女神のおさらいはこちらから。↓
 

 


さて、『イナンナ』は『イシュタル』と同一神。

エジプトにも豊穣の女神はいる。
ヘリオポリス九柱神の一柱『イシス』。

麦の穂や松明を持った女性としても
表現されている為、同じく麦穂や松明を持つ
ギリシャの女神『デーメテール』と同一とも。

イシュタルとイシス。名前も似ている。


さらに、


『ハトホル』。
頭には「コブラ(蛇)」「太陽円盤」。
「牛の角」を持つ場合もある。
『イシス』と同一神であり、また、
ギリシャ神話の女神『アフロディーテ』と
同一神とも言われる。

さらに…↓



『ソプデト』。
シンボルは『シリウス』である。
※ちなみに配偶神であるサフはオリオン座。

エジプトでは古くから「シリウス信仰」があり、
「イシスの星」「明けの明星」等と呼ばれた。

また、「大きい方の太陽」とも…

なんと、本来の太陽は「小さい方の太陽」と
呼ばれていたらしい。


『シリウス』は「太陽」を除けば地球上から
一番明るく見える恒星

つまり、地球からは「太陽」が一番明るく見える。


実際には『シリウス』の大きさは、
「太陽」の2倍あるのだそうな。


しかし、なぜ大昔の人間がそのようなことを
知っていたのか。


そして、『明けの明星』とはどうやら、
本来は「金星」ではなく
『シリウス』のことであったようだ。


弘法大師『空海』は、 
「明けの明星が口の中から体中に入り、 
 宇宙とひとつになった」という経験をしている。


一体何者と出会っていたのだろうか。

「明けの明星」が『シリウス』のことであったら、
「宇宙の真理」を学んだのかもしれない。



遠い星からやってきたダレカに…




しかし、イナンナが多すぎるから、
今度『イナンナ図鑑』作ろう。



つづく。


ではまた❗



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