「明けの明星」「宵の明星」。

すなわち、『金星』の別称である。


金星は、星自体が燃えて輝く「恒星」とは違い、太陽に照らされて輝く、地球に最も近い惑星。

ちなみに、太陽は太陽系唯一の恒星である。

金星を象徴とする、シュメール神話の女神『イナンナ(イシュタル)』。

その両端には、冥界を司る鳥『フクロウ』。

この『金星』と『フクロウ』というキーワードで、ある人物に紐づけることが出来る。


弘法大師『空海』。
『空海』はインド伝来の記憶術「虚空蔵求聞持法」を修行中、四国は高知県室戸市『御厨人窟(みくろど)』で、ある神秘的な体験をしたという伝承がある。
『御厨人窟』での修行の最中、ある時『明星(金星)』が空海の口の中に飛び込み、それによって悟りを開けたとされているのだ。
※ちなみに、この洞窟から見える風景は空と海しか見えず、それが『空海』という名の始まりであったそうな。

そんなことある⁉️
という話ではある。

しかし、この『御厨人窟』の形↓

私には、『フクロウ』の形にしか見えない。

フクロウと言えば、金星の女神『イナンナ』である。

空海はイナンナと会ったのだろうか。

イナンナは、稲荷神と同一であり、『善女竜王』であるとも思っている。



そして近年の発見では、金星の衛星写真に3D処理を施したところ、『卍』のような明らかに人工的な建造物が浮かび上がったという。


『卍』は、地図記号で『寺院』のことだ。
卍はサンスクリット語で「スヴァスティカ」と呼び、「幸せ」「めでたい」などの意味がある。

寺院つまり『寺』とは、「Terra(テラ)」。
それは『地球』を意味する。



『卍』に関しては、深堀するとさらに面白いことがわかってくるのだ。
※これは別の機会に。


そしてもうひとり、重要な「大地母神」がいる。

知恵の保護者『キュベレー』。


その元となっているのは、『クババ』。
彼女は手に「ザクロ」を持っている姿で描かれている。
乙女座のモデル『ペルセポネー』のように…
 





↓につづく。
 



ではまた❗