子宮頸がん・腺がん | 松野哲也の「がんは誰が治すのか」

松野哲也の「がんは誰が治すのか」

治癒のしくみと 脳の働き

子宮頸がん・腺がん


 もしあなたが不整出血や異様なおりものがあり、婦人科を受診した際、あるいは定期検診で子宮頸部に異型細胞が見つかったときはどうすればよいでしょう。

 異型度はクラスⅠからクラスⅤまで、中間にクラスⅢa,Ⅲbがあるので、6段階に分類されます。クラスⅣ~Ⅴはほぼ完全なガン化です。
 ステ―ジは浸潤度をあらわすものです。上記のような場合、粘膜上皮にガンがあり深部に至らないⅠ期(かっての0期)が多いです。
 経過観察ということもありますが、通常は頸部をくりぬく円錐切除手術がおこなわれるでしょう。あきらかにガン化している場合は子宮の摘出も一般的です。


 ところで、かなり古いデータですが、がん専門病院で世界的に有名なニューヨークのスローン・ケタリング記念ガンセンターの貴重な論文があります。

 粘膜上皮にできたガンのある方(67名)をそのまま放置して、長期にわたり経過観察したのです。悪化した(浸潤してⅠ期になった)のは6%、浸潤不明は7%でした。大半(61%)は長期にわたり変化がありませんでした。自然治癒した例は25%もありました。抗腫瘍免疫がはたらいたのでしょうか。私たちには自己治癒力(自然治癒力)があるのです。
 しかし、何か治療をしなければというのが現状の病院の立場です。

 このような段階だと、独自のプロポリス抽出液が局所に触れるような注入と飲用が効果的です。今まで問い合わせてこられた方の全員が短期間で良好な経過を辿られました。
 義母は異様なおりものがあり、近所の産婦人科医院で子宮頸がんと診断され、日赤病院ではクラス4~5の扁平上皮癌と確定しました。5月の連休で病院に行かない間に、塗布と飲用を行い、1週間後には異常がなくなっています。びらんや出血も完全に問題がなくなりました。もう22年も前のことです。
 プレパラート等の資料を借りに出向いた病院の医長が、治ったことに何の興味も関心も示さなかったことが今でも印象に残っています。

 問題は子宮腺ガンです。医師は転移することを極度に懸念し、子宮、両方の卵巣の摘出、それにリンパ節廓清を予定します。もしリンパ節に転移がみつかれば、術後に抗がん剤治療をおこなうのが一般的です。子宮がんに効く抗がん剤はありませんので、副作用だけが強くでるでしょう。
 しかし、まだ2年に満たない経過観察中(医師は何の治療もおこないませんが)の例はありますが、今まで上記の方法で問題のあった方はいらっしゃいません。
 腺がんが消えたことを医師はどう捉えているのでしょうか。

 塗布によりガンが消えたのはプロポリスに含まれる抗腫瘍成分が病変部に抗腫瘍態勢をつくったのか、あるいは患部の細胞に直接働き、細胞を死滅に導いたか私にもわかりません。


 病巣が粘膜上皮を超えて、深部に至っている、あるいは転移がみられる場合、ノンアルコール性のプロポリス液の塗布は意味をなしません。
 楽しむといったかたちでA10神経(快楽神経、多幸神経)を活性化するとか、例えば大泣きしてすっきりとするといったかたちで副交感神経を賦活化した場合、治癒は訪れるようです。


 ともかく問題のおありの方はご連絡いただければと思います。