2日目は、オペラハウスの日に決めていました。
快晴の日曜のサーキュラー・キー駅周辺は、マーケットやイベント、豪華客船の出航も重なって、すごく混み合っていました。
オフシーズンとは思えないくらいの賑わいです。
巨大な客船では、沢山のお客様が乗船手続きをしていました。
出航前の高揚感が伝わってきました。
事前に、オペラハウスのホームページから、13時半からの日本語のオペラハウス・ツアーの予約をいれておきました。
チケットの引き換え場所に迷ってしまいましたが、スタッフの方に聞いて、無事に辿り着きました。
他言語の参加者は数十人いるのに、日本語のツアー参加者は私たちを含めて3名でした。ほぼプライベート・ツアーです。
おひとりの参加された方は某大企業の駐在されている方で、もうすぐ帰国されるため、せっかくなので観光らしいことをされているとのこと。
シドニーは、物価が高いことを除けば、とても住みやすく、良い場所だそうです。
日本語ツアーは、現地在住の日本人の方が案内してくださいます。
ツアーでしか入れない、オペラハウス内のコンサートホールを見学しました。
シートも座らせてもらいましたが、クッションが厚く座り心地が良かったです。長時間の公演でも、疲れないような設計になっているそうです。
音響にはかなり気を遣っているそうで、オーディエンスがいてもいなくても変わらないように、座席の設計がされていて、天井から吊り下がっている赤い花びらのようなものは、音響効果のために配置されているそうです。
世界最大のパイプオルガンもあります。
コンサートホールのホワイエ
2007年に世界文化遺産として、登録された建物の構造や特徴、この建物のデザインや建設に関わった人間模様などなど、興味深いお話が聞けました。
館内は、バリアフリーの場所もありますが、基本的には階段の昇り降りがメインです。
なかなかの運動量です
オペラハウスは、もともと球体から発想されていて、同じ球体の面の組み合わせなのだそうです。骨組みは、同じ型枠で作られたコンクリート部材を地道に積み上げて作り上げています。よく見ると繋ぎ目がみえます。
コンクリート部材同士を鋼線を通して、一体化させていて、その鋼線はなんと全長350kmになるそうです。
外壁タイルはスウェーデン製です。
タイルのサイドに、刻まれていました。
コンサートホールとジョーン・サザーランド劇場の境目です。
足りない資金は、ギャンブル好きの国民性のオーストラリア人に、何年がオペラハウス宝くじを販売して、集めたそうです。
ツアーに参加した後は、私が、この旅で1番楽しみにしていたと言っても過言ではない『Great Opera Hits』をジョーン・サザーランド劇場で鑑賞してきました。
ちなみに、オペラハウスには、ドレスコードはありません。ローカルの方々も、カジュアルな服装でした。
有名なオペラの歌唱は鳥肌ものでした。
満席のオーディエンスの拍手喝采も素晴らしくて、雰囲気も存分に楽しめました。
忘れられない経験になりました
夫は、オペラにほぼ興味はないのですが、最後まで付き合ってくれて感謝です!
劇場を出たら、すっかり夕暮れに…
急に肌寒くなっていました。
夕暮れのシドニー湾もまた素敵でした。
ホテルに戻って、楽しみなディナーです。
私の趣味に、頑張って付き合ってくれた夫に、彼の大好きな🦪を存分に食べてもらおうと思っています