夫は疲れ果てて、お昼寝を始めました
時計をみると、まだ16時です。
興福寺にある『国宝館』の阿修羅像を観に行きたくて、ひとりで散歩がてら、出かけることにしました。
夫はもともと仏像には興味がないと言っていたので、良いタイミングでした。
興福寺は、登大路ホテルのお隣なので、散歩というほどではありませんね
もうすぐ閉館時間なのに、この青空✨
お天気が良いだけで、3割増しになります。
最終拝観受付は、16時45分です。
館内は撮影禁止です。
奈良時代の木製の仏像が美しい状態で保存されていることに改めて驚かされました。
廃仏毀釈により、多くの貴重な仏像が焼かれてしまったそうですが、難を逃れ、奇跡的にお寺に残された仏像を拝観できます。
国宝の阿修羅像は、乾漆八部衆立像のうちの一体です。
勝手に、特別な大きい像だと勘違いしていました。
実際は、150cmくらいの華奢な仏像でした。
古に想いを馳せる厳かなひとときになりました。
自分のペースで、ゆっくり拝観できました。
五重塔の下部あたりは、足場が組まれていました。
瓦一枚ずつ確認して、修復していく途方もない作業に入るようですね。
そうそう、興福寺周辺の鹿さんは、モテない男の子たちが多いと人力車のお兄さんが教えてくれました… 私には、可愛い鹿さんたちにみえたけれど。
このあと、1時間くらい散歩して、ホテルに戻りました。
興福寺の五重塔より高い建物を建てられないそうで、ホテルは地上3階建です。
夫もちょうど目が覚めて、そろそろディナーの時間です。
レストラン『LE BOIS』に向かいます
続きます…