引き続きこの児童書について語ってます





殺人者のへや
記者として崖っぷちの男、ヒューソン
ろう人形館に一晩滞在し、一晩の体験記を記事にして起死回生を狙う
滞在するのは、歴代の殺人鬼の人形ばかりが展示された部屋。
まるで生きているような、猟奇殺人鬼のろう人形の数々…
その中でただ一つ、
まだ未解決の猟奇殺人事件の犯人の人形があることに気づく
ろう人形館に夜明けが近づく頃、
ヒューソンが見たものは…
わりとオーソドックスなストーリーながら
文章の構成からかゾクゾクさせられる。
大人向けのサスペンスって感じ。
なかなかやるわね青い鳥文庫
ちょいちょい、実在する猟奇殺人鬼の名前も出てきて
臨場感たっぷり。
まさかの結末…
やっぱり、一番計り知れないのは
人間の想像力ということか…
長々とお付き合いいただいてありがとねん