幼い頃に好きだった児童書について長々語ってます



ひびわれた記憶
ある真冬の一日。
朝からなんだか体調の悪い、ベンという名の少年
雪が降って、学校では児童たちが雪遊びに興じている。
なんだか頭がぼうっとして、クラスメート達ともしっくり来ないベン。
そんな彼が、はじめて話した落ち着いた感じの男の子。
実は同級生だというその男の子だが、ベンにとっては初対面のような感覚。
子供たちは、凍った湖へ遊びに行く。
ベンの妹、ジェニーの姿もある。
過去に何度か事故もあった湖で、本当は危険なのだけれど、
そういう場所ほど子供は惹かれるもの
ベンは嫌な予感がする。
さっき知り合った男の子と一緒に湖へ。
ベンが気づいた真実とは…!?
これ怖い!
ゾッとする!
そして、「牧師館のクリスマス」と同様
氷や雪や鈍色の空の描写から鬱屈とした寒さが伝わって来るようで
それだけで重苦しくなる。
そして、物語の結末といったらもう…!
ネタバレはしたくない。
したくないけれども
参考程度に…
ああ~もうこれ以上は言えねえ!