まだまだ語ってます
牧師館のクリスマス
兄が牧師として僻地に赴任
二人の妹たちはそこでクリスマスを一緒に過ごそうと訪ねます。
なんだか薄暗く、底冷えのする牧師館
異常にビクビクと、とりわけ夜を怖がる兄の子供たち
絶対に入ってはいけないと言われた部屋
おかしな現象
気味の悪い墓守りからちらっと聞いた、「前任の良くない牧師」のこと。
兄が怯えたように妹たちに言う
「お前たちは、『それ』を見たのか!?」
この話、なかなかに怖い
と、同時に
これ子供に理解できるんですかね?という気も
要はね、過去にいた牧師がいわくつきで
それ関係の霊だか呪いだかが牧師館全体を覆っていて
兄の家族はそれに怯えながらもなるべく気付かないふりをして生活してるっていう。
そのなんともいえない不気味さ
知らないのは自分だけ(この話でいうと姉妹)で
ほかのみんなは暗黙の了解で恐怖を共有している。
それに気づいたときのゾーッ!とする感じ
詳細をはっきりさせずに匂わせる程度なところも
子供むけというより、
完全に
世にも奇妙な物語系
ドラマだったら墓守りの役はタモリさんかなぁ